暘州通信

日本の山車

◆桐生天満宮の彫刻

2017年06月18日 | 日本山車論
◆桐生天満宮の彫刻

 群馬県桐生市天神町一丁目に鎮座する【桐生天満宮】は、関東五大天神として知られる。創祀は、第十二代 景行天皇期に、上州・上野國造だった磯部氏が、アメノホヒノミコト(天穂日命)を奉斎したのにはじまると伝え、のち、桐生氏が代々の守護神として崇敬してきたが、観応年間(一三五〇頃)に、京都の北野天満宮より菅原道眞の霊位の分祀を受けて合祀し、社号を「桐生天満宮」と改称し、以後、桐生領五十四ケ村の総鎮守とされてきた。
 天満宮社殿は、安永七年(一七七八)に着工し、寛政五年(一七九三)に竣工で、群馬県指定の重要文化財となっている。

すぐれた彫刻類は左甚五郎の作と言い伝えられている。



 群馬県桐生市天神町一丁目に鎮座する【桐生天満宮】は、関東五大天神として知られる。創祀は、第十二代 景行天皇期に、上州・上野國造だった磯部氏が、アメノホヒノミコト(天穂日命)を奉斎したのにはじまると伝え、のち、桐生氏が代々の守護神として崇敬してきたが、観応年間(一三五〇頃)に、京都の北野天満宮より菅原道眞の霊位の分祀を受けて合祀し、社号を「桐生天満宮」と改称し、以後、桐生領五十四ケ村の総鎮守とされてきた。
 天満宮社殿は、安永七年(一七七八)に着工し、寛政五年(一七九三)に竣工で、群馬県指定の重要文化財となっている。

すぐれた彫刻類は左甚五郎の作と言い伝えられている。


◆愛宕神社 総本社の狛犬

2017年06月18日 | 日本山車論
◆愛宕神社 総本社の狛犬

愛宕神社 総本社は、京都市右京区嵯峨愛宕町に鎮座する神社、大宝年間(七〇一年―七〇四)
の創祀と伝えられ、古くは、「阿多古神社」とも書かれた。山城國、丹波國の境にある愛宕山 (標高九二四メートル)の 山頂に鎮座する。
祭神として、本殿には、
イザナミノミコト 伊弉冉尊
ハニヤマヒメノカミ 埴山姫神
アメノクマドノカミ(アメノクマヒトノカミ) 天熊人命
ワカムスビノカミ 稚産霊神
トヨウケヒメノミコト 豊受姫命
若宮には、
イカヅチノカミ 雷神
カグツチノミコト 迦遇槌命
ハムノカミ(ハムシノカミ) 破无神
 が祀られる。主な神事として、「四月の鎮火祭」。七月下旬から八月上旬に齋行される、「千日通夜祭(千日詣)」。十一月亥の日の、「火臼祭」などがあり、全国に約九百社を数える愛宕神社の総本社、鎮火の神としてよく知られる。

当社には、左甚五郎の作と伝わる【狛犬】が奉納されている。

◆村檜神社の眞桑瓜

2017年06月18日 | 日本山車論
◆村檜神社の眞桑瓜

 村檜神社は、下野國の三之宮といわれ、社伝によると、第三六代 孝徳天皇期の、大化二年(六四六)の創祀と伝わる古社で、栃木市岩舟町小野寺に鎮座する神社である。祭神は、ホムダワケノミコト(誉田別命)、クマノオオカミ(熊野大神)、オオヤマクイノカミ(大山咋命)であるが、創祀時の祭神は、クマノオオカミと、オオヤマクイノカミで、のちに、ホムダワケノミコトが祀られることになった。
延喜式神名帳 下野國に記載される。
本殿は、三間社春日造で、室町期の建造。重要文化財の指定を受けている。本殿柱には左甚五郎の作と伝えられる甜瓜(真桑瓜)の彫刻がある。

◆片品渓谷一夜造りの御堂

2017年06月18日 | 日本山車論
◆片品渓谷一夜造りの御堂

 上州(群馬県)の片品渓谷は、『上毛かるた』に、「滝は吹割 片品渓谷」とあり、景勝地として知られ、滝は、片品渓谷(吹割渓谷)にあり、日本の滝百選にも選ばれている。高さおよそ七メートル、幅三〇メートルの平滝である。
 この片品渓谷の浮島に、左甚五郎が日光東照宮に向かう途中に建てたと伝わる「一夜造りの御堂」がある。