暘州通信

日本の山車

◆01765 えりも住吉神社祭 更新

2014年09月04日 | 日本の山車
◆01765 えりも住吉神社祭 更新
□社名 えりも住吉神社
□所在地 北海道幌泉郡えりも町字本町
□祭神
ウワツツオノミコト 表筒男命
ナカツツオノミコト 中筒男命
ソコツツオノミコト 底筒男命
□祭は九月中旬。
□山車
山車の呼称、形態は、御舟。
□汎論
 【松前藩(まつまえはん)】は、北海道渡島國津軽郡(現、北海道松前郡松前町)に置
かれた藩で、藩主は、江戸時代を通じて【松前氏】であった。他の藩が米の収穫高をもって藩格が定まり、俸禄も扶持米によって行われていたのに対し、松前藩はわずかの例外を除き、米の収穫の上がらない土地を領していた。しかい、他方で豊富な海産物、森林資源などの天産物に恵まれていたことから、家臣には、蝦夷地(北海道)各地の特定の区域を【商場(あきないば)】と名付け【アイヌ】との交易権を持たせ【知行】としていた。この制度を【商場知行制(あきないばちぎょうせい)】とよばれる。この知行からあがる【天産資源】は、本州各地の豪商たちが買い取り、その対価が家臣らの収入となっていた。
  【えりも住吉神社】の創祀は、北海道亀田郡函館の【嶋屋左兵衛】が、当地に、【幌泉場所】の指定請負人となったことから、海上安全を祈願し、北方の住吉山に社殿を建立したのに始まると伝わる。嶋屋左兵衛は、昆布、鮭建網などの一年の業を終わる、旧暦の一〇月二三日に、【勘定祝い】と、収穫祭を兼ねた祭である、【えりも住吉神社祭】を齋行氏し、その祭は、明治維新後の明治三一年まで続いたと伝わる。
 祭典には御神輿の海上渡御が行われ、伴舟が随行する【御舟祭】が行われる。
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◆28722 南城市のアマツヅウタキ 更新

2014年09月04日 | 日本の山車
◆28722 南城市のアマツヅウタキ 更新
□祭祀 斎場
□所在地 沖縄県南城市
□汎論
 南城市が市制を布いたのは二〇〇六年で、旧島尻郡の佐敷町、知念村、玉城村、大里村の合併による新しい市である。市庁舎は南城市玉城字富里に置かれている。行政府の成立は新しいが、当地は稲作の渡来地としてその古い歴史を考慮しなければならない。
 通史として、わが国に稲を伝えたのは鶴で、【稲穂を咥えて日本に齎した】との伝承があり、山車彫刻にも鶴が稲穂を咥えた図が愛知県半田市ほかにある。
 長崎県の対馬は稲作の旧地として貴重な史蹟があり、その遺物も伝えられている。だが原産地から対馬にいたる経路が明らかになったとはいえない。
 これは仮説である。
 一般に民族の移動は北から南へ、東から西へという流れが一般的であるが、人の交流は西から東にという逆の動きがある。マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、カンボジア、ベトナム、台湾など、東南アジア方面から北上した古い文化がわが国に伝来したのはいうまでもないが、日本から西方に伝わった文化も当然ながらある。
 たとえば、エジプトのルクソールで行われている【御舟祭】は巨岩に古代の浮き彫りが施され、ナイル川を介して現在も行われている。山形県の著名産物である【ベニバナ・紅花】はエジプト起源の伝来品であるが、長葉種と丸葉種の二種類があり、わが国への経路は陸路と、海路の両方が知られる。オベリスク、ピラミッドの起源は日本の神南備山にあると考える方々がある。
 一方、西方からの文化には、長い途絶の期間がうかがわれる。日本の仏教は小乗仏教であるが、東南アジア方面の大乗仏教は伝来していない。東南アジアにはインドからの労働者の多くが紅茶の栽培に従事しており。イスラム教、ヒンズー教の寺院がたてられているが、日本では皆無とはいえないまでも非常に少ない。
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◆38854 阿里屋節 更新

2014年09月04日 | 日本の山車
◆38854 阿里屋節 更新
□山車藝能 民謡 
□所在地 沖縄県八重山郡竹富町 竹富島
□汎論
 歌詞

  阿里屋ぬ くやまによ
  あん美(ちゅ)らさ 生(んま)りばしよ

  目差主(みざしいしゅ)ぬ 請(く)ゆだらよ
  あたろ親(や)ぬ 望(ぬず)むたよ

  目差主や ばなんばよ 
  あたろ親(や)や くりゃおいす

  否(んば)でから みしゃさみ
  嫌(べる)でから ゆくさみ

  否ですぬ 見る目(み)ん
  嫌ですぬ 聞すい(すい)く耳(みん)

  仲筋(なかすいじ)に 走(は)りおり
  ふんかどに 飛(とう)びやおり

  村くりし 見りばど
  道廻りし 聞(すい)きばど

  女童(みやらび)ぬ 逢(いか)ゆて
  美(あふあ)り子(ふぁ)ぬ とらゆてい

  誰(た)るが子で 問うだら
  何(じり)が子で 名聞(すいく)だら

□参考
次を参考にさせていただきました。
・島根への旅⑯足立美術館
2009/11/3(火) 午前 1:06
... 民謡の好きな母は、傍にある安来節会館が気になる様子で、「なぜ、あそこへは行かないの?」と父に迫っておりましたが、何せ、今回は父の企画なので ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/yrkgd9572001/49694166.html島根への旅⑯足立美術館
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