暘州通信

日本の山車

玉依姫 様 (六七三)

2014年01月08日 | 日本の山車
玉依姫 様 (六七三)
 これは仮説です。
 日本には【朝鮮系の神社】が沢山祀られています。金達寿氏の【日本の中の朝鮮文化】の記述に、【朝鮮の神】は、【人神が祀られる】との記述がありますが、そうすると日本に鎮座する朝鮮系の神社は朝鮮民族の祖先を祀ったものと言い換えることができるのででしょうか? 中国文化にも、か朝鮮文化にも【海神】として自然神がまつられていますから、大陸の古代の祭祀には、神は日本と同じように自然神が祀られていたと推察されますが、これらの自然神は神社の社伝には祀られなかったのでしょうか?
 神社には日本人も沢山参詣しますが、ときおり、韓服(チマチョゴリ)で正装した方らが拝殿で五体を投げ出しておまいりされているのを見かけることがあります。一言で言えばご先祖に対する丁重な禮をとられていると推察します。韓国ドラマの中で、婚約が決まると花婿さんが、花嫁さんの実家に出向いて同じような【お辞儀】をされるのを見かけます。お弔いの際にも故人の霊に向かってていねいなお辞儀をしています。墓参の際にもやはり墓前でおなじようにお辞儀をする場面を見かけることがあります。もともとひろく大陸でおこなわれていた習俗が韓国で定着した韓国文化といえるのでしょうが、胸が熱くなる思いがします。この風習は日本人にはつたわらなかったのでしょうか?   朝鮮には現在は【神社はまったくない】そうですが、日本の神社はもともと朝鮮から渡来したものです。日本にはかれらの祖先がたいせつにお祀りされていることを認識され、もっと日本に参詣にこられたらいいのに……と思われます。