暘州通信

日本の山車

玉依姫 様 (六七二)

2014年01月07日 | 日本の山車
玉依姫 様 (六七二)
 これは仮説です。
 白髯神社(白髭神社)、新羅神社、高句麗神社(高麗神社)、高來神社(高来神社)、韓國神社、辛國神社などは韓半島(朝鮮半島)からの渡来人らが創祀した神社として知られます。杵築神社もやはり朝鮮系と考えられるようです。【伊勢神宮の社殿建築】も大陸渡来とされています。シラヤマヒメノミコト(白山比賣命)を祀る【白山神社】も、朝鮮系神社とする説があります。越前國(福井県)の平泉寺(福井県勝山市平泉寺町)は、【加賀白山】の福井県側登山口にあたりますが、奥州平泉、奥州藤原氏、白山系の【延年】、あるいは、旧暦十一月に行われる東北各地で行われるの【霜月樂(霜月神楽)】には、越前國、美濃國に共通するものがあります。源義経が辨慶らと共に、奥州を目指す途中で参詣しており、このあと【歌舞伎の勧進帳】でも著名な【安宅関】を経て【北陸道(ほくろくどう)】をひたすら奥州を目指していますが、この北陸道は、奥州金が運ばれた古道でもあったでしょう。富山県には浜沿いに旧道が通っていて、市振、親不知の難所あたりでは、現在の国道八号線に合流しています。

玉依姫 様 (六七一)

2014年01月07日 | 日本の山車
玉依姫 様 (六七一)
 これは仮説です。
 古代朝鮮には、【高句麗】、【百濟】、【新羅】の三國鼎立(さんごくていりつ)の時代が知られますが、さらにそれより前の、伽耶(迦羅)、任那(みまな)、馬韓、辨韓、辰韓ころから、多くの韓民族が日本に渡来してきたことは遺物によって知られます。その時代は縄文時代のおわりころから弥生時代に重なり、紀元前五世紀くらい前ころまで遡るのではないでしょうか。
 その理由のひとつに韓半島(朝鮮半島)の戦乱を避けた亡命氏族があったことは容易に理解できますが、今ひとつ大きな目的に挙げられるのが、日本の【黄金産金】で、日本各地に産する【黄金】を目的としたものと推定されます。これには、銀、丹、各地に定住した集落でおこなわれるようになった【蚕糸】、さらにはこれから織られる【絹織物】、生活の糧である農産物の生産など。
 これらは武力によって治安を図る武人にまもられていて、日本(倭國)は、これら韓半島(朝鮮半島)からの韓人たちにとって、本国以上に住みやすい國であったと推察されます。