「ハンノキのそれでも花のつもりかな」
単純にその思いを読んだと想われる小林一茶の句です。
早春、葉が展開する前に、
一茶が「それでも花」と思ってしまうような花序をつける木は
ハンノキ以外にもたくさんあります。
シダレヤナギ、アカシデ、イヌシデ、キブシそしてヒサカキ、
3月18日の散歩道にそんな木の花を写しました。

ヤナギ科シダレヤナギ。
名のように枝垂れた枝が黄緑色に染まっていました。
まるで新緑のようですが、花、小さな穂状雄花です。

近くによってその枝垂れた枝を。
シダレヤナギは雌雄異株の木、
しかし、日本にあるのはほとんどが雄株だそうです。

カバノキ科アカシデ。
つい、このあいだまでの冬芽が芽吹き、
たくさんの紅い雄花が出ていました。

ほぼ同時に展開する若葉も紅色、
春なのに木全体が紅く染まります。

カバノキ科イヌシデ。
まだ昨年の枯れ葉も木に残っている中、
こちらは黄緑色の尾状雄花が
いつのまにかたくさん咲き始めていました。

昨日も掲載したキブシ科キブシ。
尾状の花穂がたくさんぶら下がっています。
まだ咲きはじめ、これから黄色くなります。

林縁の散歩道のところどころに肥しの匂い、
この匂いがしてくると里の春を実感します。
その匂いの正体はこのヒサカキの花です。
ヒサカキは常緑で花も尾状ではありませんが
この花も、「それでも花のつもりかな」の類です。
単純にその思いを読んだと想われる小林一茶の句です。
早春、葉が展開する前に、
一茶が「それでも花」と思ってしまうような花序をつける木は
ハンノキ以外にもたくさんあります。
シダレヤナギ、アカシデ、イヌシデ、キブシそしてヒサカキ、
3月18日の散歩道にそんな木の花を写しました。

ヤナギ科シダレヤナギ。
名のように枝垂れた枝が黄緑色に染まっていました。
まるで新緑のようですが、花、小さな穂状雄花です。

近くによってその枝垂れた枝を。
シダレヤナギは雌雄異株の木、
しかし、日本にあるのはほとんどが雄株だそうです。

カバノキ科アカシデ。
つい、このあいだまでの冬芽が芽吹き、
たくさんの紅い雄花が出ていました。

ほぼ同時に展開する若葉も紅色、
春なのに木全体が紅く染まります。

カバノキ科イヌシデ。
まだ昨年の枯れ葉も木に残っている中、
こちらは黄緑色の尾状雄花が
いつのまにかたくさん咲き始めていました。

昨日も掲載したキブシ科キブシ。
尾状の花穂がたくさんぶら下がっています。
まだ咲きはじめ、これから黄色くなります。

林縁の散歩道のところどころに肥しの匂い、
この匂いがしてくると里の春を実感します。
その匂いの正体はこのヒサカキの花です。
ヒサカキは常緑で花も尾状ではありませんが
この花も、「それでも花のつもりかな」の類です。