キブシ(木五倍子)とヤシャブシ(夜叉五倍子)、
いずれも実からタンニンが採取でき、
フシ(五倍子)の代用品とされたところからの名がつけられています。
3月に花らしくない花をつける樹木です。
五倍子とは。
ヌルデがつくる虫こぶ、タンニン酸が多く、
江戸時代にはお歯黒に用いられたほか、薬品や染料として利用されました。

3月12日の林縁の散歩道、
早くもキブシが花をぶら下げていました。

キブシ科キブシ。
黄色の釣鐘形の小さな花が4〜10cmの穂状花序につきます。
一度見たら忘れないユニーク形の花です。
雌雄別株、
上写真、雄蕊が見えるので雄花、あるいは両性花です。

長池公園の池の周囲にて(3/18)。
この花も花序が長いので雄花、あるいは両性花です。
雄花序は穂が長く、花は淡黄色、
雌花序は穂が短く、花色に緑色がかかり、淡黄緑色になります。

そのキブシの花を下からマクロレンズで。
雄しべが8個、その真ん中に緑色の雌しべ、
雌しべが雄しべより少し短く見えるので、
この花は雄花のようです。

この花は雄しべと雌しべが同じ長さ、
両性花と思われます。
雌花は雌しべが大きく目立ち、
雄しべは退化して短く、よく見えません。
雄花、両性花に比べてに数が少ないようで、
見つかりません。

ヤシャブシ。
カバノキ科カバノキ科ハンノキ属の雌雄異花の落葉高木です。
枝の先端に芋虫のような雌花、
その下方に雌花芽と葉芽が見られ芽、
さらにその下方にはまだ昨年の葉と果実殻がついていました。

咲きたてのヤシャブシ雄花序。
雄花序は無柄で、枝の先の方に1~5個付きます。
いずれも実からタンニンが採取でき、
フシ(五倍子)の代用品とされたところからの名がつけられています。
3月に花らしくない花をつける樹木です。
五倍子とは。
ヌルデがつくる虫こぶ、タンニン酸が多く、
江戸時代にはお歯黒に用いられたほか、薬品や染料として利用されました。

3月12日の林縁の散歩道、
早くもキブシが花をぶら下げていました。

キブシ科キブシ。
黄色の釣鐘形の小さな花が4〜10cmの穂状花序につきます。
一度見たら忘れないユニーク形の花です。
雌雄別株、
上写真、雄蕊が見えるので雄花、あるいは両性花です。

長池公園の池の周囲にて(3/18)。
この花も花序が長いので雄花、あるいは両性花です。
雄花序は穂が長く、花は淡黄色、
雌花序は穂が短く、花色に緑色がかかり、淡黄緑色になります。

そのキブシの花を下からマクロレンズで。
雄しべが8個、その真ん中に緑色の雌しべ、
雌しべが雄しべより少し短く見えるので、
この花は雄花のようです。

この花は雄しべと雌しべが同じ長さ、
両性花と思われます。
雌花は雌しべが大きく目立ち、
雄しべは退化して短く、よく見えません。
雄花、両性花に比べてに数が少ないようで、
見つかりません。

ヤシャブシ。
カバノキ科カバノキ科ハンノキ属の雌雄異花の落葉高木です。
枝の先端に芋虫のような雌花、
その下方に雌花芽と葉芽が見られ芽、
さらにその下方にはまだ昨年の葉と果実殻がついていました。

咲きたてのヤシャブシ雄花序。
雄花序は無柄で、枝の先の方に1~5個付きます。