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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

近くの公園のカタクリの花

2019-03-24 20:00:48 | 花,植物
カタクリの名所には行けそうもないので、
自宅から歩いて10分、
公園の山斜面に咲くカタクリを写してきました(3/21)。


ユリ科カタクリ属の多年草カタクリ。
早春に花茎を10cmほど伸ばし、
薄紫から桃色の花を花茎の先端に一つ下向きに咲かせます。


早春に地上部に姿を現し、
地上に姿を見せてから10日程で花茎を伸ばし、花をつけます。
花をつけるのは葉が2枚そろったものだけで、
発芽して7~8年目ぐらいまでは葉は1枚だけで過ごします。
つまり、最初に発芽してから花をつけるまで8~9年もかかる
下積み長い花なのです。


地上部に植物体がある期間は1か月ほどだけ、
花のある期間も2週間ほどと短く、
花も美しいこともあり、
スプリング・エフェメラル(春の妖精)と呼ばれる植物の代表的存在です。


3輪かたまって咲いたカタクリに、
まだ残っていたヤブコウジの紅い実、
そして冬蔦なども混じり、
どこか自然の生け花?のようです。


大きな葉を見つけたのでその葉を背面にして、
花を仏像に見立てて見ました。


環境があまりよくないのか、
ここのカタクリ、個体数が増えず、
大きな花が少ないように思いますが
自宅からすぐ近くにカタクリの花、
毎年、楽しみにして覗いてしまいます。

コメント
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