行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

シオカラトンボ・オオシオカラトンボ

2011-08-14 19:28:52 | 昆虫
都会近くで,もっとも身近に見られるトンボといえば,
シオカラ色のシオカラトンボです。
散歩がてら,そんな雌雄のシオカラトンボとオオシオカラトンボ,
子供の頃の捕虫網をカメラに代えて,撮ってみました。


(シオカラトンボ,雄)


(シオカラトンボ,雌)
シオカラトンボの雌は麦わら色をしていて,
通称ムギワラトンボと呼ばれます。
このことは子供のころの昆虫採集の宿題などで勉強したことです。


(オオシオカラ,雄)
このシオカラトンボにとてもよく似た
オオシオカラトンボというのがいることを最近知りました。
シオカラトンボに劣らず多くいるということなので,
多分,子供のころは両者ともシオカラトンボと判断していたと思われます。
オオシオカラは体のシオカラ色度がシオカラより強い(大きい)ので,
オオシオカラと思われます。
体が少し大きいからと書かれているものもありますが,
実際見ると大きさはほとんど変わりません。
また,後翅の付け根部分が黒い,
複眼がシオカラは薄い緑色に対し,
オオシオカラは黒褐色であることなどの違いがあるようです。




(オオシオカラ,雌)

オオシオカラの雌はオオムギワラトンボとは呼ばないようですが,
やはり雄と違う色,麦わら色よりすこし鮮やかな黄色をしています。
雌は森の木陰などで生活し,あまり野に現れないので,
雄に比べると遭遇する機会が少ないようです。
雌雄ともにオオシオカラのほうが体色がはっきりしていて目立ちます。

緑陰や蜻蛉動かず昼寝時
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