行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

8月初旬の里山の草花

2021-08-29 20:00:32 | 花,植物
8月4日の長池公園の里山地区に写した
夏から初秋の草の花たちを並べました。


ヤマホトギス(山杜鵑草)、
ユリ科ホトトギス属の多年草。
花は茎頂や上部の葉腋に上向きにつきます。 


よく似たものにヤマジノホトトギスがあり、
花被片が反り返るのがヤマホトトギスで
平開するのがヤマジノホトトギスと言われますが、
ヤマトホトトギスでも平開状態のものがあり、
花の付き方から、上のものとともにヤマホトトギスです。


ゲンノショウコの白花。
フウロソウ科フウロソウ属の多年草、
日本全土の山野や道端に普通に見られ、
東日本には白花、西日本に赤花が多く分布すると書かれています。


ミソハギ(禊萩)。
湿地や畔によく見られるミソハギ科の多年草です。
お盆の頃に咲くので、盆花や精霊花という別名を持ちます。


メハジキ(目弾き)。
シソ科メハジキ属の一年草または越年草。
野原や道端などに生えて、高さは1メートルほどになり、
夏、上部の葉腋にかたまって紫色の花を咲かせます。


ヤブラン(藪蘭)。
藪に生え、葉の形がランに似ていることからランの名がありますが
キジカクシ科ヤブラン属に属する多年草です。
山野の林内の樹木の下などに自生しています。


ヒオウギ(檜扇)、アヤメ科アヤメ属の多年草。
山野の草地や海岸に自生しますが、この個体は植栽物と思われます。
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