行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

テングチョウ、ルリタテハ、イチモンジ

2017-10-26 20:00:51 | 昆虫
10月9日、
まだ秋にしては異常な寒さ、
長雨が続く前の晴日でした。
ツリフネソウの咲く谷戸の道に
テングチョウ、ルリタテハそしてイチモンジが
秋の日を楽しむように飛んでいました。


タテハチョウ科テングチョウ。
咲き始めのセイタカアワダチソウに吸蜜していました。
長い下唇ひげ(ハルピ)を天狗の鼻に見立ててテングチョウです。


山地から平地の雑木林の周辺に生息し、
最初に発生するのは6 - 7月頃、
盛夏には休眠し、秋に再び活動してそのまま成虫越冬する蝶です。


谷戸の柿の木にルリタテハがとまりました。
翅表にある淡い青色の帯が特徴です。
すぐ近くに同じタテハチョウ科、
ヒカゲチョウの姿も見られます。


熟し柿にとまったルリタテハ、
口吻を柿の実に突き立てています。
樹液を餌としますが、果汁も摂るようです。


ルリタテハ、
平地の森林内や周辺部に生息し、
都市部の公園や緑地などにも現れます。
暖地では年2-3回の発生があり、成虫で越冬する蝶の一つです。


林縁の雑木に、
褐色の地に一筋の白帯、
イチモンジチョウがいました。


タテハチョウ科イチモンジチョウ、
暖地では年3-4回発生し、
低山の広葉樹林や草原に5月から9月ごろまで見られる蝶です。
この蝶は幼虫越冬します。
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