行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ベニバナボロギク、イナカギク

2013-11-14 20:00:43 | 花,植物

南山の山道、
1坪ほどの山が崩れてできたような真っ新な空地に
花弁のない筒状の頭花だけの赤茶色の花が咲いていました。
ベニバナボロギクです(11/2)。


この草、アフリカ原産の帰化植物、
森林伐採や山火事などで、森林に空地が生じると出現する
いわゆる先駆植物といわれるもの、
他の植物が繁茂し始める数年後には
そこから消えてなくなる植物なのです。
ここでも、他の草がほとんどない中に
5,6株が並んで生え、
どれも同じように下向きに数個の花をつけていました。


ボロギクの名は種の綿毛の様子がぼろ布を
散らかしたようになるから、
花がぼろだからではないようです。
似た花に黄色の小さな花をつける
ノボロギクがあります。


同じく、南山の山道の藪に、
田舎菊ともいわれるシロヨメナが咲いていました。


近くにはリュウノウギク(11/12掲載)もありましたが、
咲いている環境がかなり違います。
同じ野菊でも咲く場所が異なるようです。


秋はキク科の野花が多くみられます。
アザミもキク科の植物、
まだ咲いて間もないノハラアザミを山道に見つけました。
筒状花で先端に白く見えるのがアザミの花弁になります。
ノハラヤアザミの花期は8~10月と書かれていますので
これはずいぶん遅い花のようです。


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