行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

薬師池公園の水辺にて

2024-10-06 20:00:57 | 花と虫
7月17日は薬師池公園へ。
すっかり花のなくなった菖蒲田に
早くも赤くなっているリスアカネがいました。


菖蒲田と通路の境綱にアカトンボがとまっていました。
腹部が紅く、翅端に褐色斑、
そして、胸側面の黒条の形からリスアカネのオスです。


リスアカネはアカネ属のトンボ、
いわゆるアカトンボの一つです。
名のリスはスイスのトンボ学者の名に由来し、動物のリスとは無関係。
国内では北海道、本州、四国、九州に分布します。


低木の葉にもとまってくれました。
成虫は6月下旬頃から羽化が始まるとのことなので、
まだ羽化して間もない未成熟個体たちですが、
もう腹部が紅くなっています。
これはリスアカネの特徴のようです。
アキアカネやマユタテアカネなどは7月にはまだ紅くなりません。


6月~11月まで見られるリスアカネ、
その間、平地から丘陵地の周囲を樹林に囲まれたような閉鎖的な薄暗い環境を好み生活し、
場所大きく移動することがないそうです。
メスもどこかにいるはずと探して見ましたが見当たりませんでした。


同日、
通路に早くも花をつけたヤブミョウガに
オオシオカラトンボのオスがとまっていました。
成熟し、体色が鮮やかな青灰色です。


こちらはシオカラトンボのオス。
同じシオカラの名ですが、
並べて見るとオオシオカラとはシオカラの色調がかなり違います。


同日、
公園のオオガハスの蓮田には花が開き始めていました。
府中の郷土の森の景修池に比べると少し遅い咲き初めです。

コメント
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