行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

多摩川、晩春の草の花

2014-06-03 20:00:59 | 花,植物
5月14日、多摩川の河原を歩いてみました。
この時期、10日も経つと野の景色は大きく変わり、
草原にはもう晩春から初夏の花が咲いていました。


3月には枯草で埋まっていた土手の斜面に
花独活(ハナウド)が群生していました。


ウドの名はありますがセリ科の植物、
ウコギ科のウドとは全く別種になります。
大きな傘型の花序に白い小さな5弁花を
多数咲かせます。


これも白い5弁花、ノバラの代表種、
ノイバラが河原の草原にたくさん見られました。


オオイヌフグリの花によく似た薄紫色の花が
川淵に群生していました。
はじめて見る花です。


調べてみるとオオイヌフグリと同じ、
オオバコ科クワガタソウ属のオオカワヂシャのようです。
現在分布を拡大しており、
在来種のカワヂシャと交雑するということで
特定外来生物に指定されている植物とのことです。


カラスノエンドウに似た葉、花です。
しかし、それにしては花がたくさんついています。
これも初めて見る草、
調べてみてカラスノエンドウと同じ
マメ科ソラマメ属のナヨクサフジ(弱草藤)と知りました。
なよなよとした草藤ということでこの名のようです。
この草も飼料、肥料用にヨーロッパより導入された
帰化植物だそうです。


オトギリソウの仲間、
コゴメバオトギリの黄色の花が早くも開いていました。
これもヨーロッパ原産の帰化植物です。


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