行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

リンドウの花、ムラサキシキブの実

2022-12-27 20:00:15 | 花,植物
長池公園の山道にリンドウが花開き、
そしてムラサキシキブ、ガマズミの実が過熟していました(11/9)。


天気が回復、
日が射しはじめた山道に淡青色のリンドウの花を見つけました。
リンドウ(竜胆)、
かつては山地、丘陵地、湿った山野、草原によく自生していた、
リンドウ科リンドウ属の多年生植物です。


そのリンドウ、近年、自然環境の変化で自生のものは減る一方で、
見る機会がほとんどありません。
長池公園でも野生個体から種子を採取し、
人工的に苗を増やして植え戻す作業をしていると記載されていました。
昔に生えていたものと同じ遺伝子です。


花弁をよく見ると緑色の斑点が見られます。
一般に植物の花弁は光合成をしないとされていますが、
リンドウの花弁の緑色斑点は葉と同じレベルの光合成をするそうです。


秋、9~11月、茎頂や上部の葉腋に太い蕾を出し、
晴天の時だけ花を開きます。
花は鐘形で、上向きに開きます。
花色は青紫色が普通ですが、淡青色、ピンク色のものもあります。


同じ山道、
ムラサキシキブが紫色の実をつけていました。
シソ科ムラサキシキブ属の落葉低木、
日本各地の林などに自生します。


レンプクソウ科ガマズミ。
葉も枯れ、赤い実が熟していました。


レンプクソウ科ミヤマガマズミ。
葉が紅葉となり、果実も萎びはじめていました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サンシュユ、ウメモドキ、ソ... | トップ | 池の紅葉、黄葉 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

花,植物」カテゴリの最新記事