行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

シロバナタンポポとマンジュシャゲ春姿

2024-05-04 20:00:09 | 花,植物
公園の散歩道、
白い花のタンポポとニホンタンポポが近くに咲いていました(3/21)。
関東では珍しい白い花のタンポポです。


舌状花がきれいな白色のタンポポが咲いていました。
シロバナタンポポ(白花蒲公英)と呼ばれるものです。


キク科タンポポ属、
ニホンタンポポの一つ、日本在来の種です。
西日本に多く見られますが、東日本では稀にしか見ないシロバナタンポポです。
ウィキペディアに、
ケイリンシロタンポポが種子親でカンサイタンポポが花粉親であるとの記載があります。


開きはじめの花がありました
白く見える部分は舌状花部分、中央の花柱部ははっきりした黄色です。


下から花を写して見ると、
花の下の緑色の部分(総苞片)が反り返らず、花にくっついています。
ニホンタンポポであることが分かります。


近くに普通の黄色のタンポポも咲いていました。
日本には在来のニホンタンポポと外来のセイヨウタンポポが混在しています。
セイヨウタンポポの方が生命力、繁殖力が強く、
都市部で見られるタンポポの多くはセイヨウタンポポのようです。
ニホンタンポポとセイヨウタンポポを見分けるのに使われるのが総苞片の反り返り、
反り返るのがセイヨウタンポポで反り返っていないものがニホンタンポポです。


これも下から花を写して見ました。
総苞片が反り返らず、花にくっついています。
在来のニホンタンポポです。
ニホンタンポポはエゾタンポポ、カントウタンポポ、カンサイタンポポなど
さらにいくつか種類に分けられます。


ヒガンバナ(マンジュシャゲ)の春の彼岸の姿を写してみました。
ヒガンバナの葉は花が枯れた後の秋に芽を出し、春に盛りをむかえます。
春の終わりには枯れはじめ、夏には地上から姿を消してしまいます。
そして、秋の彼岸近くになるとするすると花茎だけを伸ばし、花を咲かせます。
ヒガンバナ、花と葉が時期を分け、別々に出て来る珍しい植物なのです。
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