行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

万年青、万両の実

2021-01-18 20:00:57 | 花,植物
分譲から30数年の我が家、
その時、狭庭に1m~2mの樹木を何本か植えました。
それが今ではすっかり成長し、狭庭がなお狭くなり、
日当たりも影響してきました。
正月明け、植木屋さんに来てもらい、
2本を残して、思い切り伐採してもらうことにしました。
そしたら------------


伐採した樹の間に万年青(オモト)が何株か生え、
紅い実をつけていました。
植えた覚えがないので、鳥が運んできたと思われます。


暖かい山地に自生するスズラン亜科の常緑多年草。
日本では関東から沖縄にかけての山地に自生状態で生育しているとのこと。
葉が落ちにくく、観葉植物、縁起の良い植物として、栽培もされています。
コロナ禍の中、思わぬ縁起のよいことに恵まれました。


万両(マンリョウ)
これも鳥が運んできたと思われ、
数年前から庭の一画に赤い実をつけています。


オモトとマンリョウだけでは寂しいので、
正月明けの散歩道に赤い実を探して見ました。
アオキ(青木)。
アオキ科アオキ属の常緑低木、山地の林内などによく見ます。
花期は春(3 - 5月)ですが、俵形の果実は冬に赤くなります。


クロガネモチ。
モチノキ科モチノキ属の常緑高木、
秋から冬にかけて、たくさんの紅い実をつけます。
上からその赤い実を写して見ました。
自生もしていますが、
クロガネモチの名を「苦労がなく金持ち」にこじつけ、縁起木とされ、
庭木や公園木としてよく使われます。


ニシキギ科ツルウメモドキ。
10月ごろから実をつけていますが、
1月になり、全ての実が裂けて、紅い実となっていました。
この木もたくさんの実をつけます。


道ばたのナンテンにヘクソカズラが絡み、
両方ともに実をつけていました。
薄茶色の実がヘクソカズラ、紅い実がナンテンです。
実になるとヘクソカズラは悪臭はなくなり、生け花の副材としても使われます。
コメント
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