行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ダイサギとアオサギ

2021-01-24 20:00:26 | 
ダイサギとアオサギ、ともに体長は 90cm ほどで、
日本では最大のサギです。
また、よく見られるサギでもあります。


1月の蓮田に白鷺の一つ、ダイサギが餌を探していました。
毎年たくさんのダイサギを観察できる多摩川は
今年は護岸工事などのせいか、数が少ないようです。


別に珍しいサギではなく、
積極的に撮る気はありませんでしたが、
この冬は写していないこと、すぐ近くに写せることもあり、
レンズを向けて見ました。


詳しくは、日本には、亜種チュウダイサギと亜種オオダイサギがいるとのこと。
一般にチユウダイサギは夏鳥(日本で繁殖して冬は南方へ渡る)であり、
オオダイサギは冬鳥(中国東北部で繁殖して冬に日本へ渡り越冬する)だそうです。


チュウダイサギとダイダイサギ、
名のようにダイダイサギの方が少し大きいとのことですが、
大きさには個体差もあり、はっきりとは分かりません。
よく似ているこの両者、見た目で区別するのは難しいようです。
したがって、季節で判断、
冬に見るダイサギはダイダイサギと考えてよさそうです。


さらにややこしいことにチュウサギと呼ばれる白鷺がいます。
チュウサギは基本的には夏鳥、大きさはコサギとダイサギのちょうど中間にあたります。
しかし、チュウサギは日本で越冬する個体もいるそうです。
この両者の区別は嘴、
チュウサギは嘴が短く、眼下に入る口角の切れ込みが眼の真下で止まり、
タイサギは眼の後ろまで伸びるとのことです。


アオサギ。
世界中に分布しています、
日本でもよく目にします。
非繁殖期の冬は単独でいることが多いようです。
アオサギの名がありますが羽色は灰色。


アオサギ、
日本では北海道では繁殖のため飛来する夏鳥、
九州以南では越冬のため飛来する冬鳥とのこと。
本州・四国では周年生息する留鳥、全国で見られる鳥ですが立場が異なるようです。
コメント
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