行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

(カントウ)ヨメナとノコンギク

2020-11-15 20:00:37 | 花,植物
11月の初旬の山野に写した野菊、
野菊はどれもよく似ていて、あまり自信がありませんが、
カントウヨメナ、ノコンギクを仕分けして見ました。


カントウヨメナ。
キク科ヨメナ属の多年草、中部地方以東に見られるヨメナ。
田の畦や川べりなどによく見られます。


筒状花と舌状花の絵に描いたような菊の形、
野菊と言えばヨメナ、野菊の代表選手と言えるようです。


秋に茎の先端から花茎を伸ばし、
その先端に一つ二つの薄紫か白色の花をつけます。


白花のカントウヨメナと判断しました。


茎先の花数からするとこれもカントウヨメナに思えますが、
舌状花は細めノコンギクにも思えます。
変異も多く、目視だけで判断するのが難しい野菊です。


河川の土手に他の雑草に混ざって咲いていた野菊、
一茎の花数が多く、ノコンギクと思われます。


キク科シオン属ノコンギク。
日本各地の低地から高原までの草原によく見られる多年草、
このノコンギクも代表的な野菊と言えます。


花数からこれもノコンギクとしました。
シロヨメナと呼ばれる野菊もあり、
ひょっとするとそちらかなとも思えますが、
いずれにしても秋の野を飾る野菊に変わりありません。
ノコンギク、種内変異が大きく、
見かけのかなり異なるものも存在するようです。


コンギク。
ノコンギクの自生品種のなかから選ばれた
古くから観賞用に栽培されている多年草、
舌状花は青紫色〜紅紫色と鮮やかです。
コメント
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