行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

晩秋、キク科の黄色花

2020-11-07 20:00:34 | 花,植物
10月末の山野に写したキク科の黄色の花を並べて見ました。


長池公園の里山地帯の湿地にてオオニガナ(大苦菜)、
キク科フクオウソウ属の多年草、
数は多くなく、一時は絶滅危惧種に指定されていました。


花期は9-11月。
湿地を好み、円錐花序に10-20数個の花をつけます。
花はニガナやオオジシバリに似ていて、
それらより大型、下向きに咲くのが特徴です。


ヤクシソウ(薬師草)、
キク科オニタビラコ属の越年草、
10月下旬、多摩丘陵でもあちらこちらで花が咲き出します。


高さが1m以上になる個体もあり、
枝の上部に直径1.5 cmほどの黄色い花を固まって咲かせます。


ツワブキ。
キク科ツワブキ属に属する常緑多年草、
海岸近くの岩場などに自生していますが、
観賞用に庭園や公園などによく植えられています。


アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
キク科アキノキリンソウ属、
日当たりの良い山地や丘陵地に生える多年草です。
昔は多摩丘陵でも多く見られたそうですが,
近年はかなり少なくなっています。
自宅近くの山道に小さな個体を一草見つけました。


メナモミ。
山野の道端や荒地、畑、草地に生え、
草丈は60~120cmになるキク科メナモミ属の一年草です。
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