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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

夏のアカトンボ

2017-08-26 20:00:05 | 昆虫
昨日に続いて、
夏の林縁に写したアカネ属のトンボ3種、
ナツアカネ、コノシメトンボ、ヒメアカネを掲載します。


ナツアカネ雄、
8月初旬のこの時期、まだ未成熟個体です。
秋、雄は成熟すると全身が赤くなります。


こちらも雄の未成熟個体、
顔面がかすかに赤くなっています。
6月下旬に羽化するナツアカネ、
羽化後はいったん羽化水域を離れて、付近の低山の林縁などに移動し、
体が成熟するまでそこで摂食活動を行います。
一方、よく似たアキアカネは涼しい高山や高原に移動して夏を過ごします。


ナツアカネ雌の未成熟個体、
未熟期には雌雄とも黄褐色です。


このアカトンボ、
翅端が黒色、
複雑な胸横の黒い筋模様からコノシメトンボです。
そして腹部に副性器の出っ張りが確認できますので雄の個体です。
コノシメトンボ雄も成熟すると全身が赤くなります。


大きさと姿からマユタテアカネかと思いましたが
胸横の模様からヒメアカネのようです。


まだ未成熟で体色が黄褐色ですが、
腹部に副性器の出っ張りがあるので雄の個体です。、
秋には腹部が赤く変わります。
ヒメアカネ雄、成熟しても顔面は白色なのも特徴です。



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