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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

タカサゴユリ、シンテッポウユリ

2017-08-23 20:00:17 | 花,植物
8月の声を聞くと、
住宅地の道の植え込みの隙間、庭の片隅なとに、
テッポウユリに似た白百合が咲きだします。
タカサゴユリあるいはシンテッポウユリと言われる野生のユリです。


タカサゴユリ。
台湾原産、もともと庭園や切り花用に栽培されていましたが、
近年各地で野生化して、道ばたや堤防法面などで繁殖しています。


ヤマユリなどのユリは、
種から花が咲くまでは時間がかかりますが、
このユリは、繁殖力が強く、種子の発芽から6ヶ月ほど開花します。


シンテッポウユリ。
タカサゴユリは花弁の外側に赤紫の筋が入るのに対し、
テッポウユリとタカサゴユリの交雑種とされる
シンテッポウユリは赤紫の筋が見られないと言われています。


しかし、両者とも同じような場所に混在していること、
赤紫の筋も、写真で見るタカサゴユリに比べて薄く、
その濃さ、程度も一定ではないところから、
両方とも交雑種であり、タカサゴユリの性質が
より強く出たものという説が正しい気がします。


住宅の前道に群生して花をつけていました。


咲いたばかり花の中を覗いて見ました。
まだ花粉が散らばっていません。


三つ並んだ花、
三つとも同じ方向を向いています。
コメント
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