行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

マユタテアカネ、ウスバキトンボ、ショウジョウトンボ

2016-08-07 20:00:46 | 昆虫
昨日に続いて真夏のアカトンボ、
マユタテアカネそしてウスバキトンボとショウジョウトンボです。、


顔面に明瞭な眉状紋、
マユタテアカネです。
尻尾の先から判断すると雌の個体と思われます。
トンボ科アカネ属、正真正銘のアカトンボです。


マユタテアカネの雄、
尻尾の先が上に反り返るのが雄の特徴です。
今はまだ赤茶色の腹部ですが
雄は、これから秋にかけて、
成熟とともに真っ赤に変化していきます。


マユタテアカネ雌、
尻尾の先、雄とは違うのがわかります。


ウスバキトンボ、
漢字では「薄羽黄蜻蛉」、
黄色の一見弱々しく見えるトンボです。
トンボ科ウスバキトンボ属、
狭義にはアカトンボではありません。


夏、田んぼや草地の上を集団で飛びまわっているのは
このトンボでアキアカネやナツアカネではありません。
とにかく飛びっぱなしで、
なかなか止まってくれませんが
よく探すと草の中などに休んでいる個体がいます。


このトンボのヤゴは日本では南西諸島より北では
越冬できないそうです。
暖かくなると繁殖をしながら、北上していきます。
関東地方では夏になると目にしますが、
とくに8月の旧盆の頃に多く見られるので
精霊トンボとか盆トンボと呼ばれるようです。


ショウジョウトンボの雄、
全身が真っ赤なトンボです。
ショウジョウトンボ属、
これも狭義にはアカトンボとは言わないようですが
アカネ科のアカトンボよりひとまわり大きく、
より真っ赤なトンボです。


平地~丘陵地の池沼などに広く見られます。
雌はくすんだ黄色、
堂々と縄張りを張る雄はよく目立つのですが
雌はなかなか目につきません。





コメント
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