黒いアゲハチョウの一つジャコウアゲハ、
ゆっくりと舞う姿は優雅で美しく感じます。
そのジャコウアゲハがアキラノタムラソウに吸蜜していました。
2,3匹でふわふわと飛んでいたジャコウアゲハ、
その1匹がアキノタムラソウの花にやってきました。
翅の黄色の斑が薄く、オスのジャコウアゲハです(7/24)。
集団でいる姿はあまり見ないジャコウアゲハです。
近くにジャコウアゲハの発生場所があると思われます。
4日後、上と同じ場所に行って見ると、
今度はメスのジャコウアゲハが飛んでいます(7/28)。
アキノタムラソウの前で待っていると、
期待どおり、目の前にきて花にとまってくれました。
このジャコウアゲハ、
他のアゲハチョウと比べるとゆっくりと飛び、
近づいてもすぐに逃げません。
その理由は体内に毒物を蓄えており、
それを知る天敵が襲うことがないからのようです。
もう一つの主役、
秋の田村草(アキノタムラソウ)です。
名に秋がつきますが、
林縁などの半日蔭のやや湿った草地に
7月の初旬ごろから花が咲きます。
唇形の1cmほどの薄紫の花、
見たとおりシソ科、サルビアの仲間になります。
真っ直ぐに伸びた茎に数段にわたり輪生する花は
小さな雑草の中によく目立ちます。
葉は根元にあり、花の近くにはありません。
写真の葉は茎に絡まる蔓草の葉です。
追加(上記の撮影後、産卵するジャコウアゲハに出会いました。)
多摩川の土手にふわふわと飛んでいた
少し翅の傷んだジャコウアゲハのメス、
草原に隠れるようにとまりました。
よく見ると、とまった草は
ジャコウアゲハの幼虫の食草であるウマノスズクサです。
尻尾を曲げ、ウマノスズクサの葉に産卵するジャコウアゲハ♀、
ジャコウアゲハの産卵場所は
必ずこの草の葉なのです。
ウマノスズクサは他の植物には存在しない
アリストロキア酸というアルカロイド毒物を有しています。
ジャコウアゲハは幼虫のとき、
このウマノスズクサを食することにより、
体内にアリストロキア酸を蓄積します。
その結果、成蝶になっても天敵から襲われないのです。
たくさんの草の中から、そんなに多くはないこの草を
どうやって探すのか不思議ですが、
ジャコウアゲハ♀はその特殊能力を有しているようです。
ゆっくりと舞う姿は優雅で美しく感じます。
そのジャコウアゲハがアキラノタムラソウに吸蜜していました。
2,3匹でふわふわと飛んでいたジャコウアゲハ、
その1匹がアキノタムラソウの花にやってきました。
翅の黄色の斑が薄く、オスのジャコウアゲハです(7/24)。
集団でいる姿はあまり見ないジャコウアゲハです。
近くにジャコウアゲハの発生場所があると思われます。
4日後、上と同じ場所に行って見ると、
今度はメスのジャコウアゲハが飛んでいます(7/28)。
アキノタムラソウの前で待っていると、
期待どおり、目の前にきて花にとまってくれました。
このジャコウアゲハ、
他のアゲハチョウと比べるとゆっくりと飛び、
近づいてもすぐに逃げません。
その理由は体内に毒物を蓄えており、
それを知る天敵が襲うことがないからのようです。
もう一つの主役、
秋の田村草(アキノタムラソウ)です。
名に秋がつきますが、
林縁などの半日蔭のやや湿った草地に
7月の初旬ごろから花が咲きます。
唇形の1cmほどの薄紫の花、
見たとおりシソ科、サルビアの仲間になります。
真っ直ぐに伸びた茎に数段にわたり輪生する花は
小さな雑草の中によく目立ちます。
葉は根元にあり、花の近くにはありません。
写真の葉は茎に絡まる蔓草の葉です。
追加(上記の撮影後、産卵するジャコウアゲハに出会いました。)
多摩川の土手にふわふわと飛んでいた
少し翅の傷んだジャコウアゲハのメス、
草原に隠れるようにとまりました。
よく見ると、とまった草は
ジャコウアゲハの幼虫の食草であるウマノスズクサです。
尻尾を曲げ、ウマノスズクサの葉に産卵するジャコウアゲハ♀、
ジャコウアゲハの産卵場所は
必ずこの草の葉なのです。
ウマノスズクサは他の植物には存在しない
アリストロキア酸というアルカロイド毒物を有しています。
ジャコウアゲハは幼虫のとき、
このウマノスズクサを食することにより、
体内にアリストロキア酸を蓄積します。
その結果、成蝶になっても天敵から襲われないのです。
たくさんの草の中から、そんなに多くはないこの草を
どうやって探すのか不思議ですが、
ジャコウアゲハ♀はその特殊能力を有しているようです。