行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリ

2014-08-07 20:00:26 | 昆虫
多摩川の河原の草原を歩いているとギンイチモンジセセリ
そしてミヤマチャバネセセリがどこからか飛び出し、
またすぐ近くにとまってくれました(7/13)。


ギンイチモンジセセリの2回目の発生個体です。
1回目の発生が4~5月、2回目が7~8月、
2回目の発生個体は
名前の由来である後翅裏面を走る銀白色の帯が
かすれてほとんど見えません。


今年の4月中旬、やはり多摩川の河原で撮った
1回目発生のギンイチモンジセセリです。
後翅裏面の銀白色の帯がはっきりと出ています。
まだ草の緑が少ない背景か季節の移り変わりを感じさせます。、


最初の個体に比べ色が薄く白ぽいギンイチモンジセセリ、
体色にバリエーションがあるようです。
この蝶、他のセセリチョウに比べ体型がスマート、
セセリチョウの仲間とは思えません。


なかなか翅を開いてくれないくれないギンイチモンジですか
翅を開くと翅表は黒に近い褐色です。


一瞬翅を開き、すぐに閉じてしまいました。
この蝶、極地的には多く存在する場所がありますが
環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)とされている貴重種です。


ギンイチモンジセセリではなく、
イチモンジセセリによく似ているミヤマチャバネセセリです。
翅裏に並ぶ白い斑の3番目が特別に大きく目立つがミヤマチャバネ、
イチモンジセセリとの見分け方になります。


ギンイチモンジセセリは花にくることは少ないのですが
こちらはアカツメグサの花を行き来していました。
吸管を花に伸ばし蜜を吸っています。


翅を広げたミヤマチャバネセセリ、
セセリ蝶、
イチモンジとミヤマチャバネはよく似ていますが
イチモンジとギンイチモンジは名前が似ているだけで
姿はまったく似ていないのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする