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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

オオキンケイギク,ブタナ

2013-06-11 20:42:15 | 花,植物
大金鶏菊(オオキンケイギク)と豚菜(ブタナ),
漢字で書くと両方とも動物の名があります。
また,いずれもキク科の黄色の花を咲かせる帰化植物で,
日本の野にかなりの勢いで繁殖し,野生化しています。


オオキンケイギク,
6月の花と思っていましたが,
温暖化で早くなっているのか,今年が早かったのか,
5月の中旬には,家の周りの空き地に
はやくも一斉に花を開いていましたが,
その花も,6月初旬には盛りが過ぎ,
数が少なくなっています。




北アメリカ原産,
もともとは観賞用に持ち込まれたので派手さもあり,きれいな花です。
2000年代前半には,住宅開発地の法面などに
ワイルドフラワーとして播種されていたこと,
また,宿根草であり,種も多くできるなど,
繁殖力が強く,各地で急速に分布を広げたようです。
柿の木を背景にした上2つの写真(5/19),
同日,同場所,同じカメラでほぼ同じ設定ですが,
角度を変えたことにより,花色がずいぶん変化します。
写真を見て少し驚きです。


在来植物の生育を阻害するとして,
2006年に特定外来生物に指定され,
栽培,販売,運搬などが禁止されていますが,
5月から6月のこの時期,
いまでも,もっとも目につく野の花です。


オオキンケイギクほどの繁殖力はないようですが,
ブタナも群れて咲いているのをよく見ます。
これも柿の木の下,群れて咲いていました(5/19)。
宿根草であり,花がタンポポに似ているので,
タンポポモドキの名もあります。


タンポポと違うのは花茎が長いこと,
山地にも分布を広げているようで,
山道の草地に花茎を伸ばして一つ,二つ咲いていたブタナの花に,
スジグロシロチョウがとまっていました(6/1,南山にて)。
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