
多摩川の土手藪におもしろい花の蔓植物を見つけました(5/19)。
花の形もそうですが,蘂の形状もおもしろく,
白が黄ばんだような淡い黄色の花,
いかにも芳香を放ち,虫を引き寄せそうです。

花の形がツキヌキニンドウにどこか似ています。
ひょっとすると,この花がニンドウ(忍冬)ではと思い,
調べてみると,ピンポン,そのとおりです。
名が印象的であり,名は知っていた山野の花ですが,
意識して見たのは初めてになります。

この植物,蕾や咲きたては白い花,
それが黄ばんでだんだんと薄黄色に変化していきます。
黄色を金,白を銀に見立て,そこから金銀花という名があり,
また,花を吸うと甘いので吸い葛(スイカズラ)の名があります。

民家の庭から道にはみ出して咲いていた
ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)です(5/18)。
スイカズラの前日に写していたようです。

大きな葉を突き抜いて花が咲いているのでこの名があります。
スイカズラと同じくスイカズラ科スイカズラ属の植物です。