鮮やかな朱色の花,姫緋扇水仙(ヒメヒオウギスイセン)が
草藪の緑,竹藪の緑に朱色が映えて,とてもきれいに咲いていました(写真7/18)。
8月になっても,残り花がまだところどころに見られます。
夏の花にしては花期の長い花です。
ヒメヒオウギスイセンは明治時代に園芸用として持ち込まれた外来種,
アヤメ科の多年草,丈夫で繁殖力も強いとみえ,
いまや日本各地に野生化し,増えているようです。
朱色が奈良・平安時代によく使われた日本の色だからでしょうか,
その朱色の花は古くからある日本の花のように感じられます。
若竹に朱赤の花の画のごとし