メドーセージと呼ばれるシソ科サルビア属の常緑小低木,
庭木,公園,道路の植木として広く利用され,
初夏から秋遅くまで深い青色の魅力的な花を見せてくれます。
写真上の花,メドーセージと書いて見ましたが,
実はサルビア・グアラニティカと書くのが正しいようです。
ほんとのメドーセージは,
サルビア・プラテンシスという難しい名のある別の青いサルビアのことのようです。
これも同じシソ科サルビア属であり,よく似ているものと思われます。
どこかで誤用されたものが,そのまま広まってしまったものでしょう。
しかし,サルビア・グアラニティカではなじみづらく,
なにか別のよい名前が付けられない限り,
写真のこの花,このままメドーセージと呼ばれていくのかもしれません。
こんなことを調べているうちに,
ブルーサルビアと呼ばれる花もあることを知りました。
それはサルビア・グアラニティカ,サルビア・プラテンシスのどちらか,
あるいは青いサルビアの総称かなと考えていましたが,
そうではなく,サルビア・ファリナセアといわれる
同じくシソ科サルビア属ですが,別の青いサルビアのことのようです。
写真下,そのブルーサルビア,近所の公園の花壇に植えられていました。
これもよく見る花です。
サルビアは正しくはサルビア属の花の総称なのだそうです。
しかし,一般にサルビアというと真夏に咲くあの真っ赤な花が思い浮かびます。
サルビアに老いを知りたる暑さかな