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冷凍食品農薬混入、一体誰が何のために入れたのか

2014-01-08 05:57:37 | 日記

冷凍食品の毒物混入については、以前、中国から輸入された冷凍餃子で問題になった。この時にも、製造後、日本に輸入されてから入れたのではないか、と当初、中国では宣伝していたが、実際には製造工程の最終部分で入れられていたことが解っている。今回の事件でも、毒物混入は、製造工程の段階で入れられていたことは間違いないようだ。それでは、何故、何時、誰が毒物を混入させたのか。この犯罪には何か別の目的があるのではないか。会社を困らせる、という単純なものではなく、世間を欺く、という事があるのではないか。そうなると、考えられるのが日本人ではなく、外国人ではないか。

これは飽く迄も想像であるから、小生の思い込みかもしれない。しかし、この手の犯罪は、結果が出ると意外に単純だった、という事もある。毒物を混入させること自体、それほど難しい事ではないはずだ。犯人は、恐らく絞られているだろう。毒物を入れることの出来る人間は限られているのだから。それを敢えて実行に移した人間は、どのような思いで入れてしまったのか。もし、日本人が犯人なら、本当に馬鹿なことをしたものだと、今反省しているかもしれない。

食品に対する毒物混入という事件を起こした犯人は、自分の思いをどのようにして正当化しようとしたのだろうか。犯人が日本人であれ外国人であれ、犯罪者となったのだから、それなりの償いをしなければならない。犯人は、誰に対する恨みだったのか。人なのか、会社なのか、社会なのか、国なのか。大きな犯罪を犯す人間には、自分に対する鬱憤晴らしもある。秋葉原事件などがそうである。今回は殺人行為にまで発展しなかったが、一歩間違えば死者が出ないとは限らない。毒物の量が少なかったから中毒程度で済んだが、毒物の量が多ければ死者も出るだろうことは解っているはずだ。

毒物と言えばグリコ森永事件がある。この事件では特定の会社を狙ったものなのだが、世間をあっと言わせた愉快犯のようにも見える。食品の中に毒物を混入させれば、世間は当然騒ぎ立てるし、問題が大きくなる。ある特定の目的が解れば簡単なことなのだが、今回の事件には未だにその目的がはっきりしない。早く犯人を捕まえないと、食べ物に対する不信が出てくる。

警察は既に犯人を特定するところに近づいているはずだ。問題は各省がなければならない。証拠になるものを特定できないと犯人逮捕はできないのだ。例え、犯人が現場にいたとしても証拠となる毒物をどのように持っていったか、そして何よりも犯人が所持している毒物が犯罪に使われた毒物を一致しなければならない。成分分析を行ったところで、何処にでも売っている商品の場合、犯人が持っている毒物と特定できなければ犯人には特定できない。間違っても誤認逮捕をしてはならない。

犯罪者には厳しい罰を与える必要がある。この手の犯罪は同じような犯罪が起きないように企業でも細心の注意を払わなければならない。食品の処理施設の中に毒物を持ち込める余地があるとしたら、それはセキュリティーの問題である。工場の管理体制の不備から起きたものであり、早急に改善をしなければならないはずだ。

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