引地川上流の大和千本桜を花見散策した後、近くの「花の寺」・「河童の寺」と言われる「常泉寺」に立ち寄ってみました。
参道には花桃(照手姫)と三椏が見頃となって鮮やかな花の参道となっています


山門をくぐり境内に入ると、所狭しと羅漢さまや河童像が置かれており、以前よりさらに増えていました。


境内には、桃蹊学舎跡の石碑が立ち二宮尊徳河童が見守っていますが、この地には小学校(昔の寺子屋)があったようで、美しい桃の花や美味しい実を結ぶ「桃の蹊」の由来となったようです。

常泉寺は、我が故郷の永平寺を大本山とする曹洞宗のお寺で約430年前に創建されたお寺で境内には、多種多様な四季の花が咲く「花の寺」と呼ばれており、「かながわの花の名所百選」に指定されています。本殿に参拝後、境内を巡りながら春の花や約450体の羅漢様に巡り合っていました。

本堂前には、平城遷都1300年記念のゆるきゃらの「せんとくん」の弟の童子が飾られています

その横には、可愛い「縁結び菩薩」が飾られて多くの願いの願い糸で結ばれています。

「縁結びの碑」には、魔除けの「やもりんとやもらん」が張り付いています。

本堂前の珍しい「雲南枝垂れ黄梅」が満開となっています。

羅漢さまの小径では、様々な表情の羅漢様がお座りしてその表情に魅せられていました。

その先には、七福神が全て河童さまの「河童七福神」が祀られています。

満開の枝垂れ桃の近くには、千住観音も花見を楽しんでいるようです。


大きな腹の福狸さまと子狸地蔵

俳句を詠む「句づくり河童」くん

夫婦地蔵様?

子育て観音像の周りには、無数の子供地蔵が祀られています。

「ねんね地蔵」

本堂前の枝垂桜も満開に近い姿を見せて、その下には、常泉寺ゆかりの浄水が湧き出る手水鉢の「河童の蹲」が見られます。


「河童の蹲」の横には、優雅な表情の石の六地蔵さまも何かを訴えているようです。

河童の道の入口には、常泉寺のシンボルの樹齢650年の五葉松があり、波が立つ海原の波を乗り越える姿から「波乗り船」と名付けられています。

河童の道では、ユニークな河童大王など河童さまが置かれ、連れのミッキーと記念写真を撮っていました





河童の周りには、トカゲもチョロチョロ動き回っており、驚きの一瞬でした

ユニークな河童や羅漢像から福を頂いたラッキー気分でした
