今年は8月15日、69回目の終戦記念日を迎えた。戦没者を追悼し平和への誓いを新たにする日でもある。
朝から英霊が眠る靖国神社から千鳥ヶ淵戦没者墓苑へ参拝に訪れてきました。
九段坂を上り靖国神社参道へ向かうと、機動隊の皆さんがバリケートを組んでおり、物々しい警備が始まっています。
九段坂の各サークルの署名運動を潜り抜けて大鳥居をくぐり参道へ・・・
大鳥居には日章旗の半旗が掲げられていました。
第二鳥居を経て神門に着くとこちらも半旗が掲げられて、拝殿までは参拝者の長い行列が出来ていました。
拝殿までびっしりと詰まった行列に着きましたが、参拝まで約20分かかるほどで、暑かったですね・・・
大戦で祖国を想いこの国を守るために命を捧げられた英霊のお蔭で、今のこの国の平和があることに想いを馳せて感謝と敬意を表していました。
行列の中の人々には、地方から見えられた方々や若い人が多いのには驚きましたが、昨年より参拝者も増えているようで、日本もまだまだ希望が持てますね・・・
参拝して参集殿前に来ると、台湾民政府の代表の皆さんがこれから参拝されるそうで、取り囲んだ多くの参拝者から大きな拍手が送られていました。
あの中国とは大違いですね
能楽堂前では「英霊に感謝する集い 放鳩式」が、予定通り開催されました。
約400羽が宮司の言葉と共に青空に放ち、取り囲んだ参加者から、一斉に英霊に対して「ありがとう~」の大合唱で放たれ、大空へ飛立ちましたが、感激の一瞬でした・・・
遊就館では、「大東亜戦争七十年展」が行われており、こちらも大行列となっていましたね。
貴重な零式戦闘機(ゼロ戦)や火砲が展示されており、いつ観ても感動を呼びます。
神門へ戻ると、旧兵士でしょうか?
「ひとつ 軍人は 忠節を尽くすを本文とすべし・・・ひとつ 軍人は 礼儀をただしすべし・・・」ととうとうと軍人勅諭を述べておられたが、現代社会の乱れを感じており、現代人に詠んでもらいたいですね
また、今年も元兵士らしき人達が、声をかけあって軍隊行進で現れ、「レンタ~イ トマレ」と勇壮な姿も見られましたが、毎年見られる恒例の?行進です。
第二鳥居の前の大石灯籠には、多くの大戦の模様を描いたレリーフが掲げられています。
靖国神社を後にして、「空襲とくらし~そのとき、人々は・・・~」の特別展が開催されている昭和館へ行ってみました。
途中、昭和館横から牛ヶ淵を望むと、蓮の花が満開となって水面を埋めていました・・・・
昭和館では、戦時中の防空状況で灯火管制やバケツリレー、炊き出し訓練、防空頭巾、空襲被害など生々しい状況の資料が見られましたが、戦中派として実際体験したことを想い出していた。
昭和館から千鳥ヶ淵を散策して戦没者墓苑に向かうと、多くの参拝者が見られていたが、参拝した直後に、安倍首相がまもなく参拝に見えると一般の参拝が一時制限されてしまいました。
今年も国会議員連盟の約80人が靖国神社を参拝されたと報道されていたが、残念ながら安倍首相の参拝は見送られたようだ。
中国や韓国の圧力に屈してしまったのは誠に残念であるが、国民挙げて毅然として英霊への感謝・追悼の意志を表していきたいと願うばかりである