ようやく真夏日を逃れて涼しさも感じるジョグ日和となり、多摩丘陵の都立小山田緑地公園からよこやまの道、小野路へ知人の案内で久しぶりに緑地公園や谷戸の風景を楽しみながらジョグってきました。
唐木田から大妻女子大横の小山田緑地入口から東京国際GCのコース内の路を抜けてまもなくトンボ池に到着。
トンボ池では、既にトンボは巣立ち姿は見えませんが、ザルガニを吊る姿も見られますが、乾き切った池には水が無く泥沼のようでした。
大久保分園からゴルフ場のグリーンを横切り、梅木窪分園に入り田圃には稲穂が実り、案山子さん達が手を拡げて護っていますが、雀じゃなくて人が入るのを止めているんですね
さらにその先のアサザ池には、大きくはないが池一面にアサザの浮葉が群生していましたが、開花は見られませんでした・・・
コースには、ところどころにキノコに出会いますが、気持ち悪いですね~(笑)
鬱蒼とした森の中を走りその先には、うさぎ谷を跨ぐ吊り橋があるが、吊り橋と言うには揺れる感覚も無く固定橋のようで、谷らしきものも感じませんね。
分園からサービスセンターに立ち寄り本園へと小山田の道を駆け上がり、運動公園を左手に見やりながら見晴らし広場に到着。
この日は、雨模様で視界は悪かったが、快晴であれば、富士山を中心に大山、丹沢連峰、高尾山が望めますが、残念でした。
小山田の谷へ下りると、溜池・上池・下池などの木道を走ると、静かな森にひぐらしの声が聞こえて季節感を感じていた。
小山田緑地を出て奈良ばい谷戸に入り、右手にカヤが茂る畑道など日本の原風景が拡がっており、その先の分かれ道を浅間神社方面へ向かい、よこやまの道へ戻り一本杉公園の古民家へ回り一休み。
一休みして恵泉女学園裏山から山道に入り、幕末に近藤勇らが通った道の布田道へ入ると、竹林に囲まれた「関屋の切通し」があります。
昼なお暗き切通し道は、大木の根っこが張り巡っており、辛うじて崩れないで保たれているようで、この日一番の印象に残る絶景スポットでした。
聞けばNHKのこころ旅でも火野正平が訪れたスポットでした。
しばし、竹林の細道を転びそうになりながら脱出して、よこやまの道へ戻りました。
よこやまの道を走り、絶景ポイントの防人見返り峠からは、今にも雨が降り出しそうで辛うじて多摩ニュータウンや多摩センター駅が望めました。
春以来の多摩丘陵地帯のジョグでしたが、初めて訪れたコースもあり、猛暑もなく多摩の里山を存分に楽しんだトレランとなりました。