地域環境整備事業の一環として、我が街を住みよい快適な生活環境を維持、改善するために今年も地域住民や子ども達が参加して、「ポイ捨て無くし隊」の活動が行われ、ボランテイア活動として参加してきました。
この事業は、生活環境協議会と子どもサポート会議の共催で毎年開催されており、今年度第1回は、先月雨のために中止されたので今年度初の「ポイ捨て無くし隊」の活動となっていた。
今朝も未明には、湘南地方に集中的な大雨となっていたので、開催が危ぶまれていましたが、明け方には青空も広がる好天となり、無事に開催となっていた。
活動に参加する前に、ホームコースの引地川親水公園から大庭遊水地周辺をジョギングしてみると、未明の大雨により引地川には上流流域から大量の雨水が流れてきており、越流堤まであと1M近くまで水位が上がっていました。
遊水地の多目的広場や球技場には、周辺から流れ込んだ雨水で約30cm程冠水しており、このまま長く降り続いていたらと思うとゾッとするような状況でした。
ポイ捨て無くし隊の集合場所である地元の小学校へ到着すると、既に30人ほどの仲間の姿も見られ、さらに小学生グループ約20人も加わって、5班に分かれて学校区域へとゴミ拾いへ出発していた。
コースの公園では、ベンチ周辺に煙草の吸殻や飲料水のペットボトルなどが散乱しており、どうしてここまでモラルが低下しているのかと呆れていたが、先に営業開始された東京スカイツリー近辺でも、観光客のゴミの不法投棄が大問題となっているようで実に情けない・・・
公園の花壇では、美しい花々が咲き誇っていましたが、花の嘆き声が聞こえてくるようでした。
その先の道端には、大木の根っこが転がっていましたが、まさか?と思えば、昨年の台風で根こそぎ倒れた木の根っこだったようで、植木屋さんの空き地でした。オブジェにもなるようですね~
また、最近は乗り捨てだろうか?古い自転車の投棄されていることが多く、警察へ連絡しても投棄場所が公道か私道かで対応も異なり、地域としては甚だ迷惑の限りで、誠に厄介な問題であり、行政としての対応にも限界があるそうである。
途中、収集したごみが多く重たくなって一休みしながら約一時間弱で小学校へと戻ったが、どの班も同様の状況だったようで、無くし隊に参加した子供たちにこの現状がどのように映っていたのだろうかと心配していた。
拾い集めたごみは、持ち帰れないものもあったようで、後日行政へ対応をお願いせざるを得ない例もあり、生活環境の美化保全のために啓蒙運動の必要性を実感した。