MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

久しぶりの銀座~書道展

2012年07月19日 | アート・文化

知人が出展されている書道展「第26回 白峰社役員書展」の案内をいただいたので、銀座松坂屋別館のカトレアサロンの書展へ出かけてきました。

毎回、案内をいただき拝見しているが、今回も現代書道の大作ばかりの76点が展示されていたが、初日でもあったので、会場では多くの鑑賞者で賑わっていました。

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いつものことながら壁一杯の大作が並び、現代書道特有の漢字やかな文字の前衛的な作品や流れるような美しい書体で、作者の個性が滲み出た創作芸術ばかりでした。

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形や線の美しさと共に、キャンパス(書ではなんと言うのでしょう?)の上の空間やバランスも実に巧みに描かれており、水彩画で言うとメリハリが素晴らしいと実感しました。

また、書体の読み取れない文字が多いのですが、目録と比較しながら見ると、文章・詩の選択が面白いものが多く、単文字では「気」、「極」、や「有為」、「心静」、「虚心」・・・など作者の魂が滲み出ているようです。

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さらに、文章には、「山又山 山桜又山桜・・・」、「あなたが好き どこまでも続く・・・」、「笑えばキラキラキラキラこころに・・・」など、その描く情景を思い浮かぶような詩が多く、充分に楽しませてもらいました 

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大作をじっくり鑑賞しながら出来れば作者の作品への思い入れや書き上げた時の心情を聞いてみたいと思うほどでした。

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我々が描く水彩画と比較することも躊躇しますが、画は目の前にある風景や姿を画家の心情でキャンパスに描いているようですが、現代書道はどんな状況であのアートを創作されているのだろうか?と興味深いところです。

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短い時間ながらこの世に二つとない素晴らしい作品に酔いしれて、会場を後にして銀座和光での故金子卓義書家の作品展へと向かったところ、残念ながら会期は21日からで、出直しを決めて久しぶりの銀ブラへと向かった。

コメント (2)
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