山中湖・花の都庭園を散策の後、近くの世界文化遺産となっている忍野八海をぶら散歩してきました。
八海の中央部には、茅葺の水車小屋もあり、里山の原風景が保存されていました。
「涌池」は、忍野八海を代表する最も湧水量が多い池で、池の周りは多くの観光客で賑わい、多くの鯉が泳ぐぎ、水面に輝く深海のような景観と珪藻が揺れる美しさは実に神秘的で、正に神の泉でした。
忍野八海は富士山の雪解け水が、大地に浸み込み地下の溶岩の間を流れて、約20年かけて伏流水を水源として地表に湧き出でた湧出池で、全国名水百選にも選ばれています
中池では、小さなお地蔵さんのような石像やカエルさん、亀さんが設置されて神の泉の優雅な光景が見られ、人気スポットとなっていました。
他にも鯉の池や銚子池、鏡池など鏡のような水面に周辺の景観が映り込み、鯉が泳ぎ回るなど、時の流れを忘れる雰囲気となっています。
阿原川沿いには紅葉が色づいた景観が見られ、カモ達ものんびりと楽しんでいるようです。
八海の近くには、池から飛び出したような姿の大龍のオブジェも設置されていて、散歩人に呼び掛けているようです。
忍野八海から少し離れた散歩道からは、雲に隠された雄大な富士山も見られました。
忍野八海の神秘的な湧水池の美景に感動したひと時でした。