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MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

日本橋室町散歩

2019年03月13日 | まち歩き
日本橋室町で開催中の友人の絵画展を観賞して室町界隈をブラ散歩してきました。

展示会では、久し振りに友人達と再会し、素晴らしい作品約30点が観られました。


今回は、水彩画ではなく手作りの籠に飾った花などをモチーフに描いた油彩静物画で、その画風や作成過程などを話し合い仲間達と楽しい交流会でした。


展示会を観て久しぶりに室町界隈をぶらついてきました。
三越本店では、花々祭が行われておりエントランスのライオン像は、ミモザの花をイメージした黄色の花々で飾られていました。


店内の中央ホールでは、シンボルの「天女(まごころ)像」が聳え立つような姿が見られ、丁度作者の天才彫刻家の故佐藤玄々(朝山)さんの展示会が開催されています。
天女像は、三越のお客様に対する基本理念の「まごころ」を表現する像で、約10年の歳月をかけて完成させた木彫りの大作で、天から舞い降りる美しい姿で圧倒感を覚えます。




天女像は、約10mの高さで後姿も鳥達が舞飛ぶ豪華絢爛な姿が見られます。




天女像の前には、佐藤玄々彫刻家の木彫やブロンズなど約40点の作品が多く展示されていますが、撮影禁止でした。

天女像の周りの階段の大理石を張りつめた壁には、アンモナイトなど恐竜時代の化石が沢山見られ貴重な学術的価値が高いもののようです。



店内の装飾も改装されて素晴らしい装飾が多くその存在感も素晴らしく感動ものでした


本館の出入口にも、素晴らしいアート装飾が施されていますが、作者不明でした。


日本橋三越本店を出て向かい側にある三井本館では、コリント式オーダー列柱が並び重厚で美しい外観が見られます。
今月竣工90年を迎え初の国の重要文化財に指定されたレトロ建築でコリント式柱頭にはアカンサスの葉のデザインが見られます。


装飾には、翼車、飛行機や天秤などが施されていますね~




ドアにも風格を感じる取っ手が見られます。


また、三井本館の西側の「日本銀行本店」に回ると、近代建築の代表作である本館は、未だ改装工事中でしたが、中央銀行の威厳を感じる外観でした。




日本銀行の隣には、レトロ建築と対照的な日本橋三井タワーの新ビル「COREDO室町テラス」が聳え立ち、室町の景観がすっかり変わっていました。


三越本館や三井本館、日本銀行など歴史的建築と近代建築が共存する室町のレトロな景観に感動したブラ散歩でした。
コメント (2)
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