MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

スケッチ散歩~鎌倉妙本寺

2017年08月26日 | まち歩き
猛暑の一日でしたが、久しぶりに仲間と鎌倉の妙本寺へスケッチに出かけてきました。
妙本寺は、鎌倉駅から約10分の日蓮宗の最古のお寺ですが、祇園山の谷戸にあり広い境内は鬱蒼とした山林の中にあり、木陰も多く夏の陽を避けて参道の先の二天門周辺を描いていました。




二天門は弁柄塗りで中央には極彩色の彫刻が飾られて荘厳な雰囲気を出していました。
門の両側には、右側に持国天、左側に多聞天が安置されています。
また、二天門の屋根の上には源氏「笹竜胆」の家紋が光っており、源氏ゆかりのお寺として輝いています






一枚目は、苔生す石段から二天門を見上げる光景を描いていましたが、蟻や蚊などに襲われながら筆を取っていました


二枚目は、緑の木々に覆われた堂々たる二天門の正面の姿に挑戦・・・・


描き上げて境内を巡ってみました。
二天門の先には、日蓮上人さまが穏やかな表情でお立ちでした。

日蓮上人が祀られている祖師堂に参拝しましたが、巨大な木造の仏堂の向拝には、龍や獅子の素晴らしい彫刻が見られました。




入母屋造りの懸魚や鬼板にも風格ある飾りが施されていますね~


祖師堂の右手には、比企一族のお墓が建てられていますが、この地は比企の乱で滅亡した比企一族の屋敷跡だそうです。


その隣には巨大な五輪塔も置かれていました。


笹竜胆の紋が付いた大きな擬宝珠も置かれていますが、その由来は判りません・・・・


手水舎の龍の表情も素敵ですね~


二天門の横では木の枝にキノコが芽を吹いていましたが、正に木の子ですね~(笑)


妙本寺は、ノーゼンカズラや紫陽花が咲く花の寺としても有名ですが、既に何れも時季外れで方丈門周りも緑に包まれていました。


猛暑の中でのスケッチでしたが、鎌倉の歴史の一端を覗き見した一日でした。
コメント (2)
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