MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

世界陸上競技選手権大会 2017

2017年08月08日 | スポーツ
第16回世界陸上競技選手権大会が先日からロンドンスタジアムで始まり、陸上ファンとして連日熱戦を観ていますが、特に100Mの世界最速ランナーのウサイン・ボルト選手のラストランとマラソンに注目していました。


期待した日本の3選手は準決勝に進みましたが、決勝進出も実現できず記録も9秒台の記録も叶わず世界との力の差を見せつけられた思いです。
決勝レースでは、ボルトが有終の美を飾るものと疑いも無く観ていましたが、何とボルトの追込み以上にガトリン、コールマンの追い上げが勝り、3人がほぼ同時にフィニッシュラインを越えて、0.02秒差でガトリンが初優勝を勝ち取り、ボルトは3位銅メダルと意外な結果でした。



スタンドを埋め尽くした6万人の観客からは、ガトリンにブーイングが起こり、一方ボルトは大観衆を受けてトラックを歩きながら勝者のような大拍手が送られ、歴史的シーンが見られました。
ボルトとガトリンが互いの健闘を涙しながら称えあうシーンも感動的シーンですね~


あの人気の雷を呼ぶ「ライトニング・ポーズ」も見納めでしょうか?




日本選手の活躍に最も期待していたマラソンでは、川内・中本・井上三選手の最低でも入賞を期待していました。
経験豊かな川内選手もラストランとなりメダルを狙い最低でも入賞をと、レース前に抱負を語っており、大きな期待を寄せていました。
コースは、テームズ川のタワーブリッジをスタート・ゴールとする10KMの周回コースで、かつてkormanも完走した春のロンドンマラソンのコースとは同じではありませんでした。

100名のエリートランナーがタワーブリッジをスタートするシーンもロンドンマラソンではほぼ中間地点で走り抜けた懐かしい想い出が甦っていましたね

スローペースで始まったレースも25KM地点を過ぎるとペースも上がりアフリカ勢のキルイ、トラ、キプテケル選手が抜け出し、日本勢は脱落しますが10位前後を走り沿道から日の丸の声援を受けて終盤の頑張りに期待していました。

後半では、アフリカ勢が圧倒的な力の差を見せてキルイ、トラ、シンプ選手がサブ10でゴール。

日本選手では、川内選手が持ち前の粘りの走りを見せて追い上げ、中本・井上選手を抜き入賞へ期待が膨らんでいたが、ゴールでは3秒差で入賞を逃し、悔し涙でした。


女子マラソンもこれまでの連続入賞の実績から大きな期待を持っていましたが、結果は中盤から先頭集団に付けず早々に脱落し、清田・安藤・重友三選手は、16位・17位・27位とメダルや入賞は程遠く10大会連続の入賞もストップし、世界との実力差を見せつけられましたね


最近はマラソン・ブームが続きますが、世界とのレベル差は拡がる一方で寂しい思いですが、実業団・学生のレベルアップにランナーの一人として期待していきたい思いでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする