MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

スケッチ散歩~横浜・港の見える丘公園

2016年07月14日 | 水彩画
梅雨晴れとなり、久しぶりにスケッチ仲間と横浜・港の見える丘公園のフランス山へスケッチに出かけてきました。
元町通りでは、シンボルのフェニックス(不死鳥)が青空をバックに大きく羽ばたいていますが、じりじりと焼けつくような暑さを感じましたね。

港の見える丘公園の中腹にある 「フランス山」は、幕末から明治初期にかけてフランス軍が駐屯したところで、その後 立派な領事館が建てられたが、関東大震災で倒壊し今もその遺跡がフランス山公園として残されて素晴らしいスケッチポイントとなっています。

暑さを避けて鬱蒼と繁る森林の木陰のモチーフを捜し求めて、領事館公邸の遺構の中から森の先に聳えるマリンタワーを描いてみました。



描き始めた時には涼しさも感じていたが、まもなく陽が当たり出して暑さとの戦いでした。さらに体の周りにブンブンと飛び回る蚊や虫との戦いとなり、スケッチブックの上にまで蟻さんをくわえたハエが押し寄せてきて退散でした。

場所を移動して描き上げた一枚目です。

二枚目は、広場の上からベイブリッジを描いてみました。
広場から眺めるベイブリッジは、展望台からの眺めとはまた違ったアングルで木々に額装された光景に魅かれました。


その後ろには、煉瓦造りの井戸の遺構が保存されており、当時は水道も敷かれていなかったために設置されたもので、その深さは30mあるようです。

こちらでも早描きの二枚目です。

三枚目は、フランス山のシンボルである風車に挑戦しました。
赤い羽根の風車は、明治時代には領事館公邸の建物と似合っていただろうと想像していましたが、その建物をイメージすることは残念ながら無理でした。
この風車も井戸水の汲み上げに使われていた揚水用風車です。

席の周りでは、カサブランカの花が満開となって頭を垂れて優雅な香りを発しており、その甘い香りに酔いながら筆を取っていました。

ところがここでも香りに誘われたのか、蜂がスケッチの上に飛んできて思わず飛び上がって退散でしたね

蜂に攻撃を受けながら不満足な3枚目です。

描き上げて港の見える丘公園の噴水公園へ向かうと、長く行われていた緑化改修工事も終わって、バラに代わってカサブランカが満開となっていましたね。





午後には猛暑となっていましたが、久しぶりにスケッチ三昧に酔いしれた一日でした。
コメント (2)
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