伊勢原あやめの里を後にして、伊勢原市役所を経て宮ケ瀬レイクライン(64号線)から宮ケ瀬湖畔エリアまでひたすら上りのコースへ挑戦でした。
伊勢原から国道246号、厚木七沢を経て清川村へ入り県道64号線をひたすら走るが、車の数も減ってきて時折出会うチャリダーと抜きつ抜かれながら、先の見えない七曲りのカーブと急坂を上って土山峠(標高400M)にようやく着いた時には、自宅から42Km地点で上りきった感動が湧いていましたね。
宮ケ瀬湖を左に眺めながら七曲橋、石転橋などトラス構造やアーチ橋などを渡るときは、上り終えた満足感を感じ暑さを癒す風も心地よいところ・・・・
やまびこ大橋を渡り親水池を眼下に望み「水の郷大つり橋」で一休みしましたが、吊り橋は自転車通行禁止でした
宮ケ瀬やまなみセンターまで一走りして湖畔エリアを散策してみましたが、園内に休園かと思われる程、広い湖畔エリアには、数人の行楽客のにでしたね。
センター周りの斜面には、見事なあじさいが美しく咲き見る人もなく寂しいですね・・・
水の郷交流館から美しい山々や雄大な宮ケ瀬湖を眺めていると、時の流れを忘れますね~
宮ケ瀬湖は、「ダム湖百選」にも選ばれており、水の郷のネームがぴったりですね。
一休みして、この日は宮ケ瀬ダムへ向かいインクラインでダム下まで降りましたが、傾斜35度、長さ216Mの急斜面を1本のケーブルで下るのは、圧巻でした。
下から堤長156Mのダムを見上げると、その高さやスケールの大きさには、驚きでした。
観光放流が行われるときは、その人口瀑布を見学するツアー客などで大変賑わうそうですが、観てみたいですね。
宮ケ瀬ダム下から「あいかわ公園」に通じており、新石小屋橋を渡り中津川下流へと進むと、宮ケ瀬ダムの副ダムである「石小屋ダム」があり、愛川第2発電所となっていました。
宮ケ瀬ダムの放流水をいったん貯めて、水量を調節して下流へ放流する目的を有する「石小屋ダム」まで満々と水量を貯めており、素晴らしい渓谷美の景観を創り出していました。
新石小屋橋の脇には、「大沢の滝」が流れていますが、落差40Mの岩山から流れる豊富な水量で岩を叩く音が渓谷に響いていました。
ダム直下から見上げると高さ156Mの高層ビルのようですね。
エレベーターでダムの堤防の上に上がり見下ろすと、今歩いてきた新石小屋橋までの中津川渓谷が箱庭のような眺めも素晴らしい・・・
マイチャリに戻りダムサイトの広大な宮ケ瀬湖の光景も楽しめますね・・・
この後、あいかわ公園の先にある服部牧場へ立ち寄る予定だったが、ダム堤防へのチャリの立ち入りが禁止されており、止む無くトンネルが続く514号を下ってみたが、牧場まではかなりの距離を残しており、断念して412号をへて厚木へと向かった。
途中、素晴らしい大きな山門を見つけて吸い寄せられるように立ち寄ってみました。
勝楽寺の山門だそうで実に荘厳な雰囲気が漂い「満珠山」と書かれた古い扁額が掲げられており、素晴らしい阿吽の仁王様が見られます。
山門の先には、三つ葉葵の御紋が入った中門もありますが、その由縁は判りませんでした。
ゆっくりする時間も無く、厚木を経てペタルを踏み続けて無事帰還したが、途中道に迷いながらの往復73.7Kmのポタリングを満喫しました。