MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

平塚史跡巡り

2014年03月09日 | インポート

湘南バイシクル・フェスの帰りに相模川沿いの歴史の街平塚の足跡を巡ってポタリングしてみました.。

湘南バンクの近くの民家とマンションの裏には、阿弥陀如来石像がポツンと置かれており、お寺でもない空地のこんなところに在るのだろうかと不思議ですが、台座には「海上安全」と書かれており、海難供養塔になっているようですね。
お近くの方に伺っても由来は不明でした。

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長楽寺に立ち寄ってみると、四臂青面金剛・二猿の珍しい庚申塔や三猿、阿弥陀如来像など貴重な石像を見つけましたが、やはり重要文化財となっていました。

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庚申塔の横には、満開の梅が咲き誇っています。

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さらに隣接する乗連寺の山門では、埴輪のような二体の仁王石像が参拝者をお迎えしていますが、何故か2足のわらじを首にぶら下げています。
その由来は判りませんが、大変貴重な歴史ものですね。

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湘南潮来を経て馬入橋の東海道線の鉄橋下では、かっての鉄橋橋脚跡に多くのカモたちが巣くっているようで、のんびりと羽を休めている光景を目にしました。

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馬入橋の先には、平塚アリーナやサッカー場がありますが、湘南ベルマーレのホームタウンとなっており、この日も多くのファンが選手たちを取り囲んでいました。
かっての「馬入の渡し」があった跡で、幕府は大きな河川に橋を架けることを禁じて名残りですね。

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銀河大橋を越えて四之宮に入り、平塚八景の一つの相模四之宮の「森の前鳥神社(さきとり)」に到着。
前鳥神社は、日本武尊ほか大山咋命などを祀る相模の国の古刹で大樹が並ぶ参道を進むと厳かな雰囲気を感じますね。

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境内には、奨学神社や神戸神社の摂社があり歴史を感じました。奨学神社は、菅原道真公を祀る神社だそうで社殿の前には、紅梅・白梅が美しく咲き、天満宮ですね~

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相模川右岸のサイクリングロードを川面を眺めながら走り、神川橋まで来ると、ここも橋が架けられる前にあった「田村の渡し場跡」の石碑が見られます。

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「田村の渡し」は、かっては中原街道と大山道の往還の渡し場だったそうで、大山参詣に使われていたんですね・・・・
神川橋から相模川上流を観る眺めも大きな堰が設けられており、実に雄大な景観です。

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神川橋から西方を望むと、その大山や丹沢連峰が望めており、大山参詣の旅人はどんな思いで相模川を渡ったのでしょうか?

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しばし、雄大なパノラマ風景に見惚れていました。

コメント (1)
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