我が街を住みよい快適な生活環境を確保することを目的に、地域の住民の積極的な参加により「ポイ捨てなくし隊」の今年度最後の活動が先日行われ、地域のボランテイアとして参加してきました。
地区の生活環境協議会と子どもサポート会議との共催で行われ、我が小学校地区でも約30人の住民が参加して、地区内の道路や公園などの捨てられている「ゴミ」の収集活動であるが、毎回市民の意識も広がりつつあると感じている。
この日も、4班に分かれての巡回収集となり、それぞれが大きなレジ袋を3,4枚持ってのイザ出陣で、日頃の生活環境の情報交換しながらの巡回となったが、スタート間もなくから意外とポイ捨てゴミが多いのに、隊員はびっくり・・・・
公園に着いて見ると、ベンチ回りには煙草の吸殻があちこちに散らばっており、植え込み内には、ペットボトルや空き缶がゴロゴロ・・・・投げ捨てられており、収集にも一苦労でした。
また、公園の裏通りには、その朝に捨てられたばかりの生肉や野菜に空き瓶が段ボールの中から出てきて、バーベキューでもやったのだろうか?呆れてものも言えないほどで、怒りが収まらない状況でした。
その公園中央の花壇には、美しい葉牡丹が咲き誇っていたが、花達の嘆きが聞こえるようでした。
一緒にまわる子供たちも呆れていたが、一部の非常識な人とはいえ、モラルの欠如がここまできたかと、実に嘆かわしい惨状を目のあたりにしていた。
約2時間弱の巡回であったが、どの班も持ちきれないほどのゴミを抱えて戻ってきたが、日頃の各町内会の巡回パトロールの強化と美化活動の推進を相談し合っていた。
住宅街はそれなりに効果が出ているが、特に、公園や海岸の砂浜などの公共場所では、不特定の利用者に不心得者が多く、車窓からポイ捨てゴミも多く、実に嘆かわしい有様を見せつけられてしまった。
不法投棄に関する注意勧告の「不法投棄は、犯罪です」といった看板をよく見かけるが、摘発された事例は少なく、監視カメラなどで証拠や通報がない限り難しいと聞くが、なぜここまで道徳観が欠如してしまったのかと、寂しい思いがしてならない。