先日ふるさと福井の知人より、ふるさとの名酒である「黒龍」と「梵」が送られてきた。
連日の熱帯夜には、喉から涼味を味わってほしいと知人の粋な計らいを受けて、早速毎日頂いているが、エアコンをつけない我が家では、暑さを忘れる何よりうれしい贈り物でした。
ふるさと福井には、昔から地酒の蔵元が多く、関東エリアでも「黒龍」の飲める店などと評判の地酒になっているものです。
『梵』は、世界最大の酒類品評会・IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)で、純米酒部門において、金賞を連続受賞しているそうで、初めて今回口にしたが、あまり冷酒に知識の無い管理人ですが、まろやかな甘味のある味は、格別でした。
特に、オンザロックで飲んでみたが、ほのかな香りもあり何とも言えない喉こしを感じていたが、これが吟選・特別純米酒の味なのだろうと納得していた。万延元年創業という故郷の最も古い蔵元であるが、数ある名酒の中での限定品だったので、もったいない気持ちがあり、ちびりちびりと味わっていた。
『黒龍』も3年前に、ふるさとに出かけた時に、永平寺の酒蔵を訪れて以来、ふくいの最高級名酒として名高く、なかなか飲める機会がすくないが、いろいろな飲み方により味わいが深く、日本酒の文化を感じるようだ。
また、昨日には、岡山の知人より「岡山の白桃」が送られてきました。
荷を開けると同時に部屋に甘い香りが充満して、その美しい容姿や色合いを見ているだけで幸せ感が満ち満ちてくるほどで、思わず「すご~い」と驚いていた。
早速、家族で頂いたが、その瑞々しい甘さと舌触りには、とろけるような味わいを感じていたが、フルーツの王様の貫録を示しているようでした。
夏の旬の味覚には、それぞれにふるさとの風土と想いが閉じ込められているようで、贈り主の気持ちが伝わってきて、幸せ感を味わっていた。