MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

第26回全日本トライアスロン宮古島大会~応援観戦記

2010年04月20日 | スポーツ

春を迎えトライアスロン・シーズンの幕開けとなる『第26回全日本トライアスロン宮古島大会』が18日開催され、応援に駆けつけてきました。

日本のトライアスロン大会の先駆けとも言えるこの大会は、毎年人気を呼んで近年は抽選などで選考されて出場権を得るのが、大変なようである。

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今回も『海・風・太陽(てぃだ)熱き想い 君を待つ』をテーマにした熱き闘いに、2260人が応募して、出場権を得た1500人の選手の中に我が家族の息子も入っていた。

この大会は、スイム3Km・バイク 155Km・ラン 42.195Km の合計200Kmで 熱き闘いの一日となるが、ロングではデビュー戦となった。

17日早朝の東京は、記録ずくめの真冬のような天候で、羽田空港はミゾレ混じりとなり大幅に出発が遅延し、不安な気持ちでの出発となった。

離陸後は、富士山やアルプスの積雪した美しい姿が顔を見せてくれて見送ってくれた。

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宮古空港では、25度近い気温で曇り空であったが、絶好のトライアスロンコンデイションとなっており、関係者の『んみゃ~ち(いらっしゃい) 美ぎ島』の温かい歓迎を受け歓迎ムード一色である。

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宿泊の東急リゾートに到着すると、レースのスタート会場でもあり、準備に余念のない関係者や選手、応援者で大賑わいとなっており、広いホテル敷地内は熱き大会ムードが漂っていた。

この大会も1985年に町おこしの一環としてスタートし、2年前には小泉首相がスターターを努めるなど、今や全国有数の大会に成長し、宮古島最大のイベントとなったそうである。

当日は、早朝5時前から暗闇の中で、広い敷地内の公園は、選手や関係者がライトを持って動き回る異常な光景が見られ いやが上にもホテル近辺はスタート2時間前の興奮に包まれていた。

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6時過ぎには、ホテルオーシャンサイドのスタート地点の美しいビーチには、続々と応援者や大会関係者で埋め尽くされていて、これから始まる一日の熱い闘いの始まりまでの長くて短い時間が流れていた。

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ビーチ一杯に埋め尽くさた応援者の『ワイド~・・・ワイド~(ガンバレ~)』コールが始まり、カウントダウンの大歓声の中でスタートした・・・・

スイムコースは、エメラルドグリーンの海が続く中をスタートしての往復コースであったが、選手の水しぶきで、青い海が白い海に変わっていた。

1400人のバトルスタートは、選手の上に乗っかかるような勢いで、迫力を感じる圧巻のシーンであった。

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選手によると、この日本一美しいスイムコースは、海底が透き通っていて美しく、レースを忘れるほどだったようである。

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スタート後約30分で、折り返してきた先頭グループの姿が視界に見え、待ち構える応援者の声を受けて、次々とビーチからトラデイションゾーンへ急ぐ・・・

最も苦手種目としている息子も予想以上の順位で上がってきた驚いたが、ワイド~と声をかけてひとまず安堵しバイクへ走る姿を見送った。

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ところがバイクスタートで待つが、待てど暮らせど姿が一向に現れず、見失ったかと思っていれば、何とレースナンバーカードを手違いで、見失い20分のロスを出していたようだ。

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レースではよくあることであるが、焦りでパニック状態となり、以後のレース展開に影響することを案じていた。

大幅に順位を落としていたが、バイクでは快調にペタルを踏んで追い上げていたようで、次の応援地点のバイク62Km地点で幟を立てて待つ・・・

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姿を見せたときには、調子はいいようで予定のペースで飛ばしていたようで、ペースキープを指示して激を入れた。

さらに次のバイクゴール近い150Km地点へ移動して、約2時間後に通過したときには笑顔を見せており、調子よく追い上げていたようだった。

見送った後、さらにラン 6.5Km地点へ移動して待っていると、得意のランに移り ペースアップしていたようで、しばし伴走して声をかけたが、いいペースを感じた。

ランは、折り返しコースのため自分の順位をチェックして、前を追い順位をあげたようだった。

調子を確認してからゴール地点の陸上競技場へ移動してみると、選手を待ち受ける晴れ舞台の準備はできており、盛り上がっていた。

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上位選手が続々入場してくると、選手と家族、ボランテイアが一体となってコラボの感動のゴールシーンが演出されている。

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本当にゴールまで来てくれるのかと不安を覚えながら待つこと約2時間して、ようやく姿を見つけて、思わず伴走すべくトラックを走って並走した。

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最後には、ラストスパートされて手を繋いでのゴールはならなかったが、そんなに力が残っていたとは びっくりだった。

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ゴールでは、互いに抱き合って健闘を讃えて、月桂冠や完走メダルをかけてもらい、しばし、言いようの無い感動が湧いてきてガッツポーズしていた。

目標だったシード権を獲得して喜んだが、あのロスがなければどうだったのだろうかと、余計なことを考えてデビュー戦の完走を喜んだ。  

最後に、感動を与えてもらった宮古の皆さんに心から御礼を申し上げたい。

【観戦記の続編を続けます・・・】

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