節分の日を迎えて、今年は多くの人が集まると言われる寒川神社へお参りにジョグで出かけてきた。
湘南地区でも、鎌倉の八幡宮や長谷寺、建長寺、遊行寺など多くの参拝客で賑わうが、「福豆」で人気が集まる相模国一之宮の寒川神社は、人気があるようだ。
春への玄関口である節分であるが、今朝もこの冬一番の冷え込みか?と思われるほど寒い朝だった。
第1回目は午前11時と聞いていたが、1時間前に着いてみると、既に特設ステージ前には、場所取りで並んでいる方が多く、ビックリ・・・・
今年の撒き手である約200人の年男・年女が、本殿で邪気災厄を除けるお祓い神事を受けてからの登場であったが、待つこと約20分近く。
ステージ周りで豆まきを待つ参拝者は、約2000人位だろうか?寒い中で震えながらブーイングも聞かれていた。
豆撒きには、当然「福は内~鬼は外~」と唱えるかと思えば、全く掛け声はなし。
豆撒きには、『福豆』があり、その中には福物交換券が入っているそうで、それをゲットすべく奪い合いとなっていた。
直接キャッチする人、足元ばかりを狙っている人など、「福豆」を何とか得ようと、その形相は活気に満ちていた。
豆撒きは、年男・年女が交代しながらの5回行われたが、僅か20分足らずで終了し、福豆を巡っての泣き笑いの表情が何とも面白い。
幸い自分もラッキーに福豆をゲットしたが、引換商品は家庭用品だった。
福物交換には、長い列が出来ていて、福を得た人達の笑顔には、「政府のバラマキより豆撒きの方がいいよ」との声も聞こえそうだった。
関東地区では、暴行事件で朝青龍が辞退したことでも話題をまいた、成田山新勝寺の節分会が、大相撲力士やタレントが撒き手になることで有名であるが、桁違いの規模だったようだ。
本殿に参拝して、家族の安全を願ってお守りを求めて帰路についた。
節分を過ぎて、明日は立春を迎えるが、福と一緒に春を迎えられるだろうか?
歳の数だけ福豆を食べると言われるが、食べ過ぎが心配になる歳を感じながらも帰りのジョギングは快調だった。