昨年4月にスタートした『ふるさと納税』の1年目(2008年度)の実績が、先日、読売新聞に発表された。
この制度は、我がふるさと福井県の西川知事が提唱して、長い議論を経て実現したもので大いに関心をもって経緯を見てきたものである。
管理者も縁があって近年何かと福井へ出かける機会も多く、福井との交流も増えていたが、
知人から紹介もあり『ふるさと納税』への案内書が届けられたので、僅かながら手を挙げて寄付させてもらった。
新聞掲載記事情報による県別の受付件数ランキングでは、鹿児島県が1位で761件、大阪府が2位で505件、我がふるさと福井県が3位で381件と続き、5位埼玉県までが200件を超えたそうである。
一方、東京都は3件で、愛知県が8件と下位となっているそうだ。
福井県は、制度の提唱された県としてPRや呼びかけが、色々な地縁などを通じてアプローチが大変早かったと思う。
第2位の大阪府も、橋下知事が就任されたときから財政危機を訴えておられ、話題になった老婦人が1億円を寄付されたことも、大変大きく貢献しているようだ。
福井県からは、早々にレポートが届いており、【ふるさと納税が福井を元気にします】と、20年度末の寄付金実績や21年度予算への用途まで、パンフレットで報告されてきた。
我々、応援隊としても何がしかの形で、ふるさとの活性化に繋がっているという実感して、大変喜ばしいことである。
制度発足まで多くの議論があったが、『地方と都市の財政格差是正』という趣旨を活かして、
財政危機に陥っている地方の活性化に寄与できればと願っており、今後も見守っていきたい。