最近の犯罪の多発や治安の悪化が憂慮され、本当に心が痛む
毎日報道される犯罪ニュースを見ていて、何とか防止方法はないのだろうか?対策はどうなっているのか?
地域活動の中でも、知恵を出し合っているが、なかなか妙案が出てこないし、効果が確認できない。
いつ身近に起きるか判らない故に、まず出来る事から対応しているところである。
地域活動の一環として、『自らの町は、自らの手で守ろう』と、自主防犯組織をつくり
地域に密着した防犯活動としてパトロールを実施しているが、現在のところ犯罪の発生はでていない。
行政の防犯自治推進部からも、毎日 防犯情報が配信されてくるが、空き巣・ひったくり・車上狙い・自販機荒らし・振込み詐欺など その発生実態は一向に減っていない。
犯罪が発生してのインタビューなどを聞いていると、「マジメな人だった・・」とか「勤務状況は良かった・・」、「えっ・・あの人が?」など 犯罪者の人物像が語らえている。
そういう現状であるとすると、周りの人を信用できなくなるのではないだろうか?
不況や人間関係の希薄など生活のベースの不安定が影響しているのだろうが、残念ながら『安全・安心』は、徒ではないご時勢のようだ。
今月は、『安全安心まちづくり旬間』として、防犯協会、地域住民組織、事業者が合同で
一斉パトロールを実施しているが、まだまだ地域に根付いていないのが現状である。
行政には、経済状況が回復して、市民が安定した生活ができるように施策を望みたいが、
我々市民レベルでは、地域の交流・連携を図り 犯罪を未然に防止できる地域活動の緊密化が必要であろう。