アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

秋の新宿御苑

2005年12月02日 | みどりの風景
上京のついでに新宿御苑に寄ってみました。写真は英国式庭園の芝生広場ですが、広場を取り囲むサクラは紅葉して既に7割くらいの葉が落ちていました。
約60haの苑内には2万本の樹木が茂っているといわれています。新宿御苑が出来てからもうかれこれ100年になりますので、伸び伸びと育った巨大な樹木が多数目に付きます。その中で紅葉するのは、モミジ・イチョウ・サクラ・プラタナス・ユリノキ・カエデ・カラマツなどの落葉樹です。

新宿口に通じる道にモミジのトンネルがあり、紅葉が見事でした。太陽光線がモミジのフィルターで真っ赤に染まり、道に降り注いでいました。トンネルの下では大勢の人が御苑の秋をゆっくりと鑑賞していました。

モミジのトンネルから南へ進むとフランス式庭園に至ります。イギリス式とフランス式との違いは不勉強でよく分かりませんが、そこにはプラタナスの見事な並木が整然と並んでいます。黄色に染った葉が散りかけ、あらわになった白い幹の整列がシックな風景を作っています。これがフランスの秋なのでしょうか。妻のモズグリーンのコートが御苑の秋の風景にマッチしています。
好天に恵まれ、新宿御苑の多様な秋色を愛妻と鑑賞する、佳き一日でした。

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