アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

ツワブキ

2018年11月01日 | うちの庭では

今年は異常気候続きの1年で、先月は各地でサクラが咲いたとのニュースもありましたが、我が家では昨年と同じ時期にツワブキが咲きました。ツワブキの体内カレンダーは正確に動いているようです。体内時計は主に、気温と日長により動かされているようです。花言葉は「困難に負けない」です。

人生に困難はつきものです。困難により、人は鍛えられ、逞しくなり、人格が磨かれるのです。しかし、世の多くの親は、かわいい我が子に苦労をさせたくないと考えるようです。遊びたい子供に言い聞かせ、幼い頃から塾に通わせ、よい学校に進学させ、よい会社に就職し、よい人と結婚し、よい家庭をもたせたいのです。近年学校では、いじめが深刻な社会問題になっているようですが、小学校5校を転々とし、散々いじめられた私の経験からすると、いじめは自由を奪われてストレスが高じた子供の発散のはけ口になっているのだと思います。

「困難に負け」た子供がいじめに走り、ストレスを発散しているのはないでしょうか。しかし、いじめをしたことで得られるものが何かあるのでしょうか。私はいじめという困難に遭遇し、忍耐力を鍛えました。そこで気づかされたのは、母親の口癖「嘘つきは泥棒の元」でした。嘘は、いじめっ子につけいる隙を提供するようなものです。正直は逆に肝を据わらせ、いじめに動じなくなるのです。小学校入学した時は、男でありながら、姉のお下がりのセーラー服を着て、赤いランドセルを背負っていたため、いじめっ子にはやし立てられましたが、「うちは貧乏なので、新しいものが買えないの」と正直に言って通しました。今でも正直を通しています。失礼があれば謝り、感謝を求めず素直に喜び、相手が喜ぶ姿を黙って嬉しく思い、何事もなかったように正直に振る舞っていれば、自ずと相手は私に好意を抱いてくれます。それは「困難に負けなかった」からこそ身についた性格で、それで私は十分に幸せなのです。

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1 コメント

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Unknown (甘ん)
2018-11-03 12:09:16
シニアブログの中の記事を拝見してまいりました。

4年前から俳句を始めて、いろんな方のブログを参考にすることが多い中、これからも貴ブログを訪問させていただこうと思います。

勝手にリンクいたしましたが、何卒 ご容赦くださいませ。
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