霞ヶ浦環境科学センターの定点観察地で、観測以来初めてミズヒマワリを発見しました。南米原産の多年草のキク科植物で、猛烈な繁殖力で在来植物の駆逐が問題視され、特定外来植物に指定されています。太い茎の内部に空室を持ち、漂着地に根を下ろすしながら、生育域を広げているのです。それがついに土浦まで進出してきたのです。
花言葉は「姿形は良いが」です。人の目を引くためのパーフォーマンスと言えばよいでしょうか。 . . . 本文を読む
車のアンテナに小型の蝉が止まっていました。秋の到来を告げるツクツクゼミです。敏捷な蝉で、人の気配にすぐに飛び立ってしまいますので、撮影は困難です。
法師蝉とも呼ばれます。鳴き声の「ツクツクホーシ」から命名されたのでしょう。丁度季節は秋の彼岸、鳴き声はお坊さんが唱えるお経のようにも聞こえます。お経を唱える蝉、すなわち法師蝉と言うことになります。
それにしても、あの法事で聞かされるお経は意味も分 . . . 本文を読む
メキシコ原産の多年草、紫御殿です。花よりは濃い紫の茎や葉が魅力的です。数年前、妻がもらってきた花束に添えられていたものを挿し木したもので、路地でも自生できる強靭な植物です。花瓶にさしておいても、長い間美しさを保っています。
花言葉は「変わらぬ愛」です。
「変わらぬ愛」が花言葉になる背景には、愛は変わりやすいものとの認識があるからです。統計資料によると、アメリカでは、婚姻数と離婚数の比率が19 . . . 本文を読む
「寒さ暑さも彼岸まで」との格言の通り、今日秋分の日の朝は19度と心地よい空気に恵まれました。秋の七草、藤袴が庭で咲いています。我が家のフジバカマは近縁種のヒヨドリバナとの交雑種らしく、葉の形に両者の特徴が混ざっています。この親は、霞ヶ浦環境科学センターの展示圃にあり、その種から育てたものです。親は消えてしまい、里帰りさせようと考えているところです。
藤袴の花言葉は「ためらい」です。
東日本大 . . . 本文を読む
ヨメナは関西以西に自生し、関東・東北に生えるのはカントウヨメナと言う近縁種とのこと。ヨメナの若芽は山菜として珍重されますが、カントウヨメナは食べらないそうです。我が家のヨメナは、三重県久居市の自衛隊演習地に生えているものを持ってきたもので、「ヨメナ」です。
花言葉は「隠れた美しさ」です。
通常、行きずりの名も知らぬおじさん、おばさんには警戒感を抱くばかりで、興味も湧きません。しかし、町内会の . . . 本文を読む
蝉時雨が止み、コウロギや鈴虫などの虫時雨が賑やかになってきました。季節は夏から秋へのバトンタッチです。日中はまだ真夏日でも、熱帯夜からは解放されました。街中では薄紫のハナトラノオの花が目立ってきました。丈夫な宿根性植物で、半野生で大きな群落を作ります。
花言葉は「達成」です。達成とは目標をクリアすることですから、目標の内容が問題となります。私が1971年にマレーシアの10万ヘクタールの水稲二期 . . . 本文を読む
イタドリは、自然状態では人の背丈ほどに育つ大きな野草ですが、盆栽として育てると手のひらに乗るくらいのサイズで花を咲かせます。写真は近所で見かけた盆栽のイタドリです。雌雄異株でこれはメスの株です。スカンポの別名があり、山菜として利用されます。
イタドリの花言葉は「回復」です。
今朝のNHKラジオ深夜便で横浜国立大学の宮脇昭名誉教授の「ガレキの跡地に鎮守の森を作ろう」の番組がありました。先生は「 . . . 本文を読む
我が家の北側の30センチ幅の植え込みに、数年前にひっそりと生えた熨斗欄の株が、年毎に大きくなり、今年は10本ほどの花茎を立て、白い花を咲かせました。花茎は平べったく、花とともに色は清楚な白です。やがて美しい鮮やかな瑠璃色の実をつけ、目を楽しめてくれます。
熨斗蘭の花言葉は「ひっそり」です。
私は幼児時代には友達に恵まれず、草や虫を相手にひとり遊びをしていました。小学生時代は5回も転校を繰り返 . . . 本文を読む
韮は、薬効成分硫化アリルを含む健康食品の代表格的野菜で、ビタミン類も豊富に含有しています。繁殖力が旺盛で、栽培するまでもなく、我が家の庭やコンテナーで勝手に繁殖しています。毎朝採ってきてサラダや味噌汁に入れて健康維持に役立てています。
採る時に気を付けなければならないことは、よく似た葉のハナニラと間違えないことです。ハナニラはヒガンバナ科の有毒植物で、間違えて食して死亡したというニュースが時々 . . . 本文を読む
秋の七草の一つ、萩の開花の便りが聞こえてきました。貴女の庭には萩は見当たりませんが、我が家の目の前の桜川の堤防には、盗人萩が咲いています。花には仙台萩ほどのボリュウム感はありませんが、遠目には草原をピンクに染め、存在を主張しています。種を収めた莢がひっつき虫をして知られています。この実が衣装にびっしりとひっつくのが嫌で、盗人萩の群落を通過する際、人々は抜き足差し足忍び足と泥棒の歩き方になるので . . . 本文を読む